発売から1か月ほど経過したので感想やらこういう要素を入れてほしかったみたいな要望(妄想)をあれこれ語ります
長くなりそう(主に妄想部分)だったので3回に分けて書く予定です(本当は1か月ピッタリで描こうと思ったけど近頃、体調不良気味でしてややズレた)
最初の性格診断は「ロマンチスト」で「空想の中のあなたはもっと自由です」みたいなことを言われたので私の妄想が長いのはしょーがないものと諦めて!
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遊んだことがある3はFC/SFC/GB
年齢的にはSFC版が一番思い入れがあります
プレイ時間は約80時間
試練の神殿のボスは10ターン以内に撃破済み
戦歴の収集要素はコンプと一通り遊び尽くした上での感想となります
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感想としては世間の評価と概ね同じ意見
今作はかなり賛否分かれる部分が多いゲームでして良い部分もありますが悪い部分がはっきりしすぎている。
「面白かったけど良作ではない」が正直な感想
批判的な意見で多いのが大まかに
「まもの呼び/ビーストモード問題を始めとする雑な戦闘バランス」
「敵や文字が小さかったりする戦闘画面の見づらさ」
「船・ラーミアの遅さ」
「バトルロードの手抜き感」
「HD-2D要素を活かせていない」
「試練の神殿」
愛されてきた作品だからこそ期待値も高かったのでどうしても粗が目立つと厳しめの評価になってしまう印象
特に「戦闘バランスの悪さ」と「試練の神殿」は全体の評価を下げた要因に思えます
モンスター側の調整不足も目立ちますがプレイヤー側の「まもの呼び」「ビーストモード」「ラリホー」があまりにも凶悪
試練の神殿は作った側はこれを楽しいと思えるのかな?と聞きたいレベル
試練の内容が「高難易度」じゃなくてひたすら「めんどくさい」
自分は収集とかの寄り道はある程度やりながら進めるタイプですがそれでも小さなメダルは数枚取りこぼしてましたしあれで心折られた人も多そう
そして最奥のボスは道中の敵の方が強い!報酬がしょぼい!少ないターンで撃破すると再戦不可!という意味不明な仕様で正直、労力に見合わない
最初は充分楽しめるんだけど遊んでいるうちに不便なところやバランス悪くないか?という小さな不満点が溜まっていき最後に「試練の神殿」がトドメを刺す
全体的に味付けが一味、二味足りず往年のファンとしては非常に惜しい作品に感じました
「新しさ」と「懐かしさ」の塩梅が難しいですがリメイク作に求める要素は2つ
①昭和・平成と愛された名作を令和のユーザーに遊んでもらうための「現代的なアップデート」
②繰り返し遊んできた人を驚かせる演出の強化などの「サプライズ要素」
現代的なアップデートは
ファストトラベル機能の強化、レベルアップ時に全快など(親切すぎるぐらいには)遊びやすくなっていますがメダルおじさんの家に直通ルーラがなかったり わざわざフィールドに出ないと使えないラナルータなどかゆい所に手が届かないもどかしさを感じました
サプライズ要素は
自分は「リメイク作」は「オリジナル」からガンガン変えていってもいいと思っていまして過去のリメイクでオルテガがパンツマスクの変態からダンディおじさんになったりラーミアがひよこっぽい見た目から荘厳な不死鳥になったようにクオリティを盛れる部分は別物にしちゃってもいいです
今回はストーリー部分だとオルテガ絡みやボス戦追加、エンディング部分など追加もありましたし戦闘面だと特技追加やまもの使い追加、演出部分だとHD-2Dで表現されディティールアップした街並みなどが見られましたがいずれもリメイクするなら当然入る要素なのでサプライズとしては弱い
勇者母のイベントは個人的にナイスといえるぐらいによかったのですが全体的に見て驚きが少なくグラフィックが小綺麗になって追加要素を少し足したDQ3でこじんまりと収まっちゃった感じ
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古いゲームは容量の都合で表現しきれない部分やテキストでしか表現されていないものもあるので子供の頃はそれらを脳内で補完して美化した「大冒険」を繰り広げていました。リメイク作というのはある意味でその「大冒険の答え合わせ」でもあるわけです
当時はバラモスゾンビもスカルゴンを流用するしかなかったわけです。
頭部がバラモスと別物なんだけど「大魔王の玉座を目前に蘇ったバラモスが最後の障壁として立ち塞がる」という展開を脳内補完した幼少期の私の眼にはちゃんと骨じゃなくてゾンビ化したバラモスが立ち塞がっていました
令和のリメイクだからこそこういう演出の強化を求めていて可能であるならその美化された冒険さえも超えるような体験を用意してほしかったのです
感想はここまで
続きは「リメイクをリメイクするなら」というこういう感じにしてほしかった!という妄想(要望)をつらつらと・・・