2週間ほど経過したので感想
結論から言うと大きい不満点は「Ⅰのザコ敵の戦闘バランス」ぐらいでかなり満足
正直、Ⅲの出来がもう少しなんとかしてほしかったのでⅠ・Ⅱも不安視してましたがトータルで見ればⅠの不満を吹き飛ばすほどⅡの出来が素晴らしかったです
Ⅲで警戒した人はぜひ遊んでほしい!
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良かった点
①再構築されたストーリー
ストーリーは大筋の流れ以外はほぼ別物で完全新作といっていいほど盛られてFC時代の容量の都合で削られた世界観がいい感じに補完されています。
また初期のドラクエ独特のハードな世界観が印象的
「仲間モンスター」の要素ができてからは人間と魔物の距離感がどんどん近くなった印象ですが今作では魔物による理不尽な侵略が描写され「明確な敵」としての描写が今の時代に逆に新鮮でした
ちなみに自分はDQ3の「まもの使い」がなんか微妙に世界観に馴染まないなと思っていたのですがこの辺りが理由
Ⅱは敵の存在がシリアス寄りではありますが主人公チームの掛け合いが適度に緩くシリアスになりすぎない適度なバランスが取れていたと思います
昨今はボイスがつくことで主人公が空気になりがちですが今作は適度にリアクションを求められたりするのがいい塩梅になっていました
台詞が無いローレシア王子も「真面目だけどたまに天然行動取るおもしれー奴」という印象を受けましたし長らくいつメンの3人に追加のサマ子が馴染めるのかと思ったけどビックリするぐらいに自然に溶け込んでいて
ムーン→真面目 サマル→ボケ ローレ→天然 サマ子→ツッコミの会話の流れができるのは素晴らしい
Ⅱの面白さは「ジャンプ漫画的メソッド」が多く盛り込まれているなと感じました。
ハーゴンという最終目標がいて
四天王ポジションの幹部がいて
配下の魔物たちが各地で暗躍している設定なのでストーリー的に期待を感じさせやい構成になっています
今作では主人公達が「子供」として扱われており旅を通じての「成長」の物語である側面が強くでていました
偉大な先祖を目標にした未熟な主人公達が各地で起きる問題を協力し笑いありシリアスありの大冒険をしながらハーゴン打倒のための手段を集めていくというステップアップ方式で進むのでテンポよくストーリーが展開する
まさにジャンプ的「友情・努力・勝利」の王道冒険譚な仕上がりでした
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②新解釈のキャラ
ムーンブルクの王女が割と復讐の面が強調されたキャラ付けでこれは個人的に目から鱗な解釈でした
オリジナルは容量の都合もあってキャラの描写が少ないので漠然と「世界の平和を取り戻す為」に戦ってるイメージでしたがそこに「復讐」の要素も含まれたことで結構ムーンに対するイメージが変わりましたね。
ドラクエで故郷(親)の敵討ちが旅の目的を持つキャラはいないこともないですがここまで前面に出したキャラは割と珍しい
その為ムーンがややヒステリー気味に感じた人もいるかもしれませんが状況と年齢考えたら自分はそこまで違和感はなかったですしむしろ旅を通じて答えを探す感じがよかったと思います
シリアスになりすぎないように主人公が喋らないぶんサマルが頑張ってくれてましたしね。
ただサマルがなろう系主人公(行動すべてが全肯定される)みたいには感じたw
王女関連のキャラだと今作で追加されたロンダルキアの王子もよかったです。ロンダルキアは数十年前に滅ぼされた国という設定で境遇的にもムーンと被っている。
国も仲間も全てを奪われ、敵を討ちに行くことも出来ずに年を重ねた悲劇の王子という重たい設定
ムーンも仲間に恵まれずに旅に出なかったらこうなるんだろうなぁと・・・
DQには珍しい大人な王子だったので印象に残りました。
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③絶妙なボス戦
ボス敵の一部はⅢ以降の作品から引っ張ってきており
デザインも若干のアレンジが加わっていたりとどんなのが出てくるのかというワクワク感がありましたね。
採用されてるのも人気のモンスターではなくややマイナーな奴だったりとチョイスも絶妙
欲を言えばアトラス達もストーリー中に敵幹部として現れ何度か戦いますが
アレンジが許されるなら最終決戦時は武器をチェンジするとかで「本気モード」であることを強調するとかしてほしかったかな
(金槌を持ったアトラスみたいな)
難易度は結構ロジカルなボスもいて適度に頭を使わせてくるので手ごたえがありました
デスペナルティが実質無いので負けても装備や戦術を立て直しやすいので個人的には楽しかったけどこの辺は好みが分かれるかも
ゴリ押しが通じるパターンが少なく小学生はクリアできるの?ぐらいには感じました
――その②へ続く