「月と火星がオポジション。太陽は獅子宮にあり。この惑星間アスペクトはグランドクロスか…。奴が降臨する日もまもなくじゃな。…ウィルカよ。魔女たる者は、常に星々の動きを把握し、その並びを知ることが肝要じゃ。すべての事象は、互いが干渉しあって成り立っておるのだからな」
「はい、おばあちゃん」
「ウィルカ。おまえはわしに似て、回復魔法はどうも苦手なようじゃが、占いと攻撃魔法は得意なようじゃのぅ。…わしの若いころにそっくりじゃ! 奴の懐に、おまえのメラガイアーを撃ちこんでやれぃ!」
「え? おばあちゃんみたいになるの? わたし??」