みなさま、こんにちは。
ウィルカです。
いきなりですが、以下に書かせていただくのは、DQXとはまったく関係のないお話です(汗)
もし不都合がありましたら削除いたします。

「馬の仕事に就きたい」と話してくれたあなたへ
競走馬としてサラブレッドを世に送り出すために、非常に多くの方々が、毎日命を懸ける想いでそれぞれの仕事に就いています。
重労働で危険を伴う反面、給料は高いとは言えず、休日も少なめです。
「危険」と書きましたが、最悪、命を落とすこともあります。
「競走馬育成騎乗員」として北海道で働いていた私自身も、わずか数年間で落馬は数十回以上、馬に足を踏まれて爪剥離を数回、顔面を軽く蹴られて左肘脱臼と上唇断裂という全治二ヶ月の大ケガをしています。
その上唇の傷痕は、まだ私の顔に残っています。

人間の経済活動のために使われる「経済動物」と呼ばれる家畜の中でも、レースのためだけに人間によって作られ、何世代も人為的に交配を重ねられてきた「サラブレッド」は、その最も足るものと言えるかもしれません。
競走馬として生まれてきても、華やかなレースで活躍できる期間はほんの僅かです。
慈善事業ではないので、ときにはお金のためにシビアに判断しなければならない場面もあります。
そうして多くの馬が、天寿を全うすることなく命を終えてゆきます。
「残酷」だという意見もあるでしょう。
私は否定もしませんが、ひとつ言えることは、馬の仕事に携わっている方々はみんな、人間の子供のように「愛情」を注いで育てているという事実です。
そうでなければ、人と馬があれほど心が通じ合えるはずはありません。
苦渋の決断を迫られた陰で、顔は笑って心で泣いている人間の姿を、私は幾度と目にしました。
最期のお別れのとき、まるでその運命を知っているかのようにして、人間の私に顔を擦り寄せてきてくれたあの子の優しい目を、私は一生忘れません。

やりがいや達成感は相当なものがありますが、「夢」を持ってやって来ても、そうした厳しい「現実」に直面して、志し半ばに「挫折」してこの世界から去ってゆく人も少なくありません。
私も、そのうちの一人です。
それでも、私は後悔はしていません。
たった三年間でも、「馬乗り」になるという夢を叶えることができたのだから。
あなたにも、それができるはずです。
やらずに後悔するよりも、やって知ったほうがずっといい。
あなたの想いが実ることを、私も願っています。
ウィルカ