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楽園の巫女

ウィルカ

[ウィルカ]

キャラID
: JL723-092
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 賢者
レベル
: 138

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ウィルカの冒険日誌

2025-10-05 10:00:18.0 2025-10-05 13:10:17.0テーマ:その他

アズラン文花帖『夕暮れは雲のはたてに』弍

風と椛 二

「そろそろ、着いてもいいころですね」
竹林の奥にある古びた東屋にいた天狗が呟きました。
…ぽすっ。

小さな何かが、茅葺き屋根の東屋を突き破る音が聴こえました。
その刹那、建物全体を揺るがすような轟音とともに、空の上から白い塊が降ってきました。

あやああああああぁ!

ほどなくして、崩れた土煙の中からヨロヨロと立ち上がったその塊は、目の前にいる見覚えのある顔を見つけると、今にも噛みつかんばかりの剣幕で眼前の天狗に飛びかかってきました。

「あら、椛(もみじ)じゃないですか」

東屋にいた天狗は、動揺する様子もなく飄々とした顔で身を起こすと、空から降ってきた懐かしい客人を迎えました。

「文(あや)、テメェ!」

椛と呼ばれたもう一人の天狗は、相手のブラウスの胸元に結い付けられたリボンを引きちぎる勢いで、自分を迎えてくれた天狗の胸倉を激しく揺さぶりました。
「おい! アレを、ソイツを黙らせろっ!」

鴉天狗の文よりも少し年少に見える白天狗は、自らが落ちてきた地面の隅を指差しました。 …ピッ。「つうしんをかいしします」

「あーあーあー。本日は晴天なり。聴こえますか? 私です。清く正しい、射命丸です!」

「な、なんだ? いきなり声が!…文さん?」

「どうやら予想通り、にとりから『陰陽玉』を受け取ったようですね。お久しぶりです椛。お元気そうでなによりですよ」

「お久しぶり? 昨日ここで会ったばかりじゃないですか」

「ああ、そっちではまだ一日しか経っていないのですね。まあそれはいいとして。何も聞かずに、そこに生えてるヤツデの葉を何枚か集めて、私のいる『こっちの世界』まで届けてくれないでしょうか?」

「はあ? ヤツデ? こっちの世界? なに言ってるんです? いきなり訳のわからないことを藪から棒に。仕事サボって遊んでることを、大天狗様に言いつけちゃいますよ?」

「遊んでいるのではありません。取材です。ちょっとした出張みたいなものですかね」

「ああそうですか。私は文さんと違って忙しい身なので、そんなことをしている暇なんてないですよ」

「へええ、河童と将棋をするのがそんなに忙しいことなのですかあ? 上司である私の命令は絶対なのですよ? 従わないなら、あなたの恥ずかしい過去を全部、明日の『文々。新聞』の記事にしちゃいますかあ。それでもいいのですかあ?」

「かあかあってカラスみたいに。文さん、それってパワハラですからね」 「…おおっと、ここで突然ですが、第47回『妖怪の山大将棋 河童天狗対抗交流戦』が今、開局しました!
「あー、いきなりの天狗の悪手からスタートです!…あ、なんでそこで歩を打つのです?…ちょっと待って。そこは香車じゃなくて桂馬でしょう?…あーだめだめ、違います! この局面では隣の銀をそこに…」

「うるさい! 横からごちゃごちゃ言われたら集中できないじゃないか!」

「集中できないのは、あなたの気力のなさの表れです。しかし序盤からいきなりの大ピンチです! 見事なまでのへっぽこ振り。今回も白狼天狗の負けは必定でしょう。さあ、47回連続敗退大会新記録なるか?」

「黙れえっ!…それ以上わめいたら、テめぇの羽を根元からもぎ取って、手羽先にして喰ってやるぞ!」

「おーこわいこわい。でも、怒った顔もいいですねえ。かわいいですよー」

「…あああああ! 見ろ、負けたじゃないか! てめぇのせいだからな!」

「なんと八つ当たりです! 自らのへタレ振りを外野のせいにしています!…それに引き換え、チーム『あつまれ!河童の森』代表にとり。今回も天狗に圧勝です! 河童の技術力のすいを集めて開発したAI将棋の前に、時代遅れのアナログ天狗はなす術もありません。『天狗界の恥晒し、負け犬椛。河童に47連敗で棋士会引退か?!』…これは新聞のいいネタになりそうですね」

「なんだと、この馬鹿がらす! 噛みついて、そのうるさい口を黙らせてやる!…あっ、玉が宙に? おい待て、このブン屋ぁ!」

風と椛 三へ続く
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