うさぎ うさぎ
なに見て はねる
十五夜 お月さま
見て はねる
『うさぎ』童歌(作詞・作曲者不詳)

みなさま、こんにちは。
文々。新聞アズラン支社社会部記者、社会派ルポライターウィルカです。
今日は、私の部下である犬走椛(いぬばしりもみじ)の恥ずかしい過去の暴露記事…ではなく、アストルティアのイベントに関連した話題を、みなさまにお届けしたいと存じます♪
さて。
「外の世界」の日の本の国で、世を偲ぶ仮の姿の人間として生きている私が、今日も一日仕事を終えて、夜道を独り家路についていたときでした。
「わあ、きれいなお月さん!」
買い物帰りのお母さんの自転車に乗せられた小さな女の子が、私のうしろの空を指差しながら通り過ぎてゆきました。
その声に振り返ってみると、そこには、まんまるな「お月さま」が空から顔を出しているのが見えました。
ああ。
今日は「十五夜」だったんだ。
今日が「中秋の名月」だったことを、仕事の忙しさにかまけてすっかり忘れていた私は、その場で少し立ち止まって「十五夜お月さま」の姿に魅入っていました。

前回の「葉月号」の記事にも少し書いたことなのですが、月が「新月」からはじまって、「上弦」→「満月」→「下弦」へと至り、再び「新月」に戻ることを「朔望月(さくぼうつき)」といいます。
この月の満ち欠けの周期(約29.5日)を「一か月」とした「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」という旧暦を、現在の「太陽歴」に置き換えられるまでの間、日本は千年以上もの長い時に渡って使い続けてきました。
現在では「十五夜お月さま」と言えば、旧暦8月15日の「中秋の名月」のことを指しますが、もともと「十五夜」は、新月から数えて15日目に昇る月の呼び名のことで、この日はだいたい「満月」に近い月になります。
旧暦では、秋が7月~9月になるので、秋のちょうど真ん中にあたる8月15日を「中秋(ちゅうしゅう)」と呼びました。
そして、令和7年10月6日月曜日の本日が、旧暦8月15日の「中秋の名月」なのです。
暦では今日が十五夜ですが、実際の満月は、十五夜の翌日「十六夜(いざよい)」である明日7日になります。
いざよい=いざようは「ためらう」という意味で、前日の十五夜の月よりも少し遅れて昇ることからそう呼ばれています。
そういえば、そんな名前のメイドが幻想郷の「紅魔館」にもいましたね。
今晩は、月の右隣に「土星」も並んで輝いているのが見えるので、よかったらみなさまも夜空をごらんになられてみてくださいね☆

そしてアストルティアでも、外の世界の「中秋の名月」を祝うイベントが開催されました☆
「あやや?」
開催初日にイベント会場をあちこち撮影していると、ひとりのエルフの女性が私に話しかけてくださいました。
「清く正しい、射命丸です!」
私が挨拶をすると、「文(あや)ちゃんだ!…とうとうアストルティアまで!」と喜んでいただき、フレンドにもなってくださいました♪
その節は、ありがとうございました!
本家?の文さんには足元にも全然およびませんが(汗)、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね☆

それから、屋台を覗きながら賑やかな通りを歩いていると、奥の広場に集まって何やら踊り狂っている集団が。
なんでも、みんなで踊って「お月さまー」を喜ばせると、いいものがもらえるという話だったので、さっそく私も踊りの輪に加わってダンシングしてみました♪
5分間、ただ踊っているだけの謎イベントだったのですが(笑)、それだけで本当に楽しくて、結局私も、1時間以上もみなさまといっしょに「お月さまー」を囲んで踊り狂っていました(笑)
ダンスは音楽と同じで、種族や人種も関係のない、世界共通の「魂の言葉」ですね♪
…あやや?
私の左で踊っているのは、もしかして「こいし」さん?
古来の人たちは、「太陽」の中には三本足のカラスがいて、「月」の中にはウサギが住んでいると考えていました。
そのことから、太陽を「金烏(きんう)」、月を「玉兎(ぎょくと)」と呼んで、人々から信仰の対象にもされてきました。
…今ごろは空のウサギの玉兎さんたちも、餅つきしながら月の上で踊ってるかもしれませんね♪
以上、「中秋の名月」のお話と、「お月さまーイベント」のリポートでした☆
文責:ウィルカ
令和七年十月六日発行