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楽園の巫女

ウィルカ

[ウィルカ]

キャラID
: JL723-092
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 賢者
レベル
: 138

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ウィルカの冒険日誌

2025-11-01 21:06:55.0 2025-11-02 13:57:41.0テーマ:その他

無間の灯

鍾乳洞のような暗がりの中に、地蔵堂に似た小さな建物が六棟、横一列に並んで建っていました。

それぞれのお堂には、私のいる洞窟の入り口から木の橋が架けられていて、ひとつひとつの橋の欄干に燈された何百本の蝋燭(ろうそく)が、陽炎のようにゆらゆらと、風もなくひとりでに揺れていました。

私は橋を渡って、一番右端にあるお堂の障子の戸を開きました。
お堂の中には、一人の男性が、経机(きょうづくえ)に向かって胡座(あぐら)をかいていました。
蝋燭の灯りに照らし出されたその顔は、私が若いころに亡くなった伯父でした。

「…おっちゃん。なにしとん?」

筆を手にした伯父は私のほうを見ず、経机からはみ出した長い和紙に、無言で般若心経を書き写していました。

「隣の奴は、もう七百年もここにおる」
伯父が呟きました。
ここに来たときから伯父が書き続けている写経の紙が、部屋の床が埋もれるほど、長いトグロを巻いていました。

「どうやったら、ここから出れるん?」

私が訊ねると、伯父は写経の手を止めて、髭の伸びた顎(おとがい)を天井の梁(はり)に向けました。

「おまえが、わしの代わりになったらええんや」

蝋燭の油で黒光りした梁の真ん中には、輪っかになった太い麻縄が一本、吊るされていました。
私は台に登って、麻縄の輪に自分の首を掛けました。
「やめとけ。おまえもわしのようになりたいんか?」
伯父は初めて、私に顔を向けました。
その言葉に我に返った私は、途端に恐ろしくなって、お堂を飛び出しました。

伯父さんは、今もあそこで…
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