お久しぶりです、おはようございます。
最近ドレスアップもしていなければめぼしい場所も見つけておらず
チャットとクエストをフレ様と嗜んでいる毎日です。
とても楽しい毎日を送らせて頂いているので、満足ですけどね。
しかしながら、皆様に提供できるネタがないという事実((
今日は、交流日誌の写真に載らないようにひっそりと日誌を書こうと思います。
DQの話とは全く関係が無いのですが、それでも宜しければどうぞ。
私がよく聞く音楽の中に、「scarborough fair(スカボロ―・フェア)」という曲があります。
イギリス国の伝統的なバラードであり、「スカボロー」の名前の元となった
「スカーバラ」という地域で「市(フェア)」が行われていたと言われています。
この音楽には、原曲というものが存在しません。
というのも、元々は「エルフィンナイト」と呼ばれた別の曲を元に作られ、
吟遊詩人達によって歌い継がれていくうちに、今の「スカボロー・フェア」が
出来上がったとされているからだそうです。詩人って凄い。
原曲は無いものですが、「サイモン&ガーファンクル」さんのこの曲は有名ですよね。
この音楽、メロディは昔から変わっていないバラード調の民族調のようなメロディです。
私の好みどんぴしゃすぎます(笑
様々な人に歌われているので(ボカロで歌わせた動画もあるくらいですw)
違う人の歌い方を聞かせて頂くと共に、それぞれ違う思いが歌の中に込められている感じがします。
原曲が無いから、どのような気持ちでこの歌ができたのか…誰も分からないですからね。
メロディも美しいこの音楽ですが、魅力は「歌詞」にもあると思います。
分かりやすくどんな歌詞のかを説明するとなると
「かつて恋人だった人が相手にとても達成できそうに無い無理難題の要求を伝え
それが達成できたらよりを戻そう」といった内容になります。
なんだか、心苦しくなりますね。しかも結果どうなったかわからないんですよね。
要求も直接言われたものではなく、元恋人からメッセージを受け取った人が相手へ伝える描写でした。
一部だけ抜粋するとですね…
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カンブリック(軽量の綿織物)のシャツを作るように言ってくれ
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
縫い目も残さず針も使わずに
そうすれば彼女は僕の真の恋人になるだろう
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あの涸れた井戸でそれを洗ってくれと伝えてくれ
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこは一滴の水もなく雨も降らない
そうすれば彼女は僕の真の恋人になるだろう
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大体こんなような無理難題の歌詞が続き、結果どうなったかは明かされていません。
ただ、最後の歌詞が
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スカボロー・フェアに行くのかい
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこに住んでいる人によろしく伝えてくれ
彼女はかつて僕の恋人だった
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とあるので、報われない説が有能なのかも知れません。
縫い目の無いシャツとか、とても作れないですしね。
無理難題で相手を試すことは快く思いませんが、相手は頑張るのでしょうね、きっと。
音楽自体は昔から好きだったのですが、大人になって改めて聞いてみると
歌詞の中の切なさや自分との映し出しがより深く感じられていい。
無理難題をクリアしようと頑張ったこの語り手に比べれば
私の努力なんて甘いのかなと感じてしまう。…何か色々こみ上げてくる(笑
話は変わり、歌詞の中に必ず「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」といった
ハーブの名前が出てきますが、これがどういう意味であるかも明かされていません。
色々サイト様でどのような考えを皆様がお持ちなのかを拝見したところ
「これらのハーブは異教徒の間では「恋の妙薬」であると言われている」という説と
「ペストの流行に関係している」という説を拝見しました。
(中世にはペストで死んだ人間の臭いが感染の原因であると考えられ、
これらの臭いを消すためにハーブが使われたと記載されていました)
ペスト説はちょっと怖いので、わたしは恋の妙薬説を推したい所です(笑
ほぼ全てにおいて謎に包まれている不思議な音楽ですね。
でも、何故か惹かれてしまいます。色々感じるものがあるのかな、と。
さて、文字数がやばいのでそろそろここら辺で切らないと。
見て頂いてありがとうございました。
よろしければ聞いてみて下さいね、歌ってる人多いですが(笑