こんばんわ、しゅーげつです。
今日は日本全国老若男女よもやま身の上、お好きな方にはたまらない
「猫」の話です。
最初に紹介ですが現在ウチには猫が二匹います。
一匹目は茶トラのメラミさん、メス7歳
野良出身で尻尾がありません(子猫の時にかじられたか先天かは謎)
この写真の後ろ姿がそっくりで草ぼうぼう。
↓
二匹目はタヌコさん、メス多分2歳くらい?
変な毛の色をしてて、黒でもサビでも灰でもない
ぱっと見は黒だけど、表面は黒で毛を掘ると中が白っぽいみたいな。
メラミつながりでヒャだる子にしようと思ったけど、
顔がタヌキ顔なので仮名で「たぬ」と呼んでたら定着してしまった。
写真みたらタヌキよりハクビシンにそっくりでしたが。
二匹とも野良で、どっちも職場の同僚が拾ってきた猫です。
どっちも猫エイズにかかってるので引き取り手の無い猫でした。
※猫エイズ
人間には移らないけど猫同士は感染ってしまうので健常猫とは住めない。
発症さえしなければ健康で、今の所二匹とも発症はしてないので元気です。
今は一人暮らしですが、なぜ犬しか飼ったことがなかったのに
猫を引き取ったのか――
それは多分幼少時の記憶を端に発します。
昔の事を余り覚えてない自分が今でもハッキリ覚えてるんですが、
小学校3、4年くらいの夏の事です。
大津の南郷公園にあったプールに行った帰り、
疎水沿いにある南郷プラザというスーパーの裏にあるゴミ庫付近に
何匹も住み着いてた野良猫の中から、
特に可愛かったキジトラの子猫を一匹水着の入ったバックに入れて
タオルを被せて自転車で連れて帰ったんです。
おかんが絶対許さないと分かった上での暴挙でした・・・
千町川沿いを走りながら、抜け出そうとする子猫を抑えて
ドキドキしながらペダルを漕いだことを今でも思い出します。
で、当然ながら怒られて捨てて来いと言われ、
小学生なのでそんなに遠くに捨てに行くことも出来ずに、
歩いて数十秒の民家の小屋に置き去りにしてしまいました。
捨てた時の苦い思いも少しづつ薄れながら数日したある日、
学校に行こうと玄関を出ると、その猫が軒先に座ってるじゃないですか。
後から聞いた話ですが、
その子猫、隣の家の玄関が開いてた所をスタスタ入って行って、
隣の家のお父さんの膝にちょこんと座ったそうです。
で、そのまま飼われたと・・・
これは全くもって美談ではなく、子供の身勝手な後先考えない行動が
子猫自身の気合と勢いで結果オーライになっただけの話です。
けど猫自身は何故か感謝してくれてたのかもしれません。
死ぬまでの間何度も家の前で通学の見送りをしに来てくれてました。
もしかしたら「お前反省しとるんやろな」と
無言で訴えに来てただけかもしれませんが・・・!
とまぁ、そういう罪悪感が原点になり、
今ここに猫が二匹居ます。
流石にこれ以上増やすキャパは無いですが、
恐らく先に逝ってしまうこいつらを
ちゃんと見送らないといかんのだろうなぁと、
今からそれが怖くて仕方ありませんw
いや笑ってる場合じゃないんですけどね。
ハンデ持ちの猫達が穏やかに暮らせるように世話して
天寿を全うできた姿を見送る事が出来れば、
ガキの頃の自分の至らない思い出も
少しは昇華してくれるんじゃないかと思っております。
いや、とりあえず少しでも長生きしてくれよと・・・
※ちなみにタヌ似の猫の写真が無いのでメラミさんオンリーです