以下の文章は、
もしも竜王が社会人なりたてだったら、
という妄想で書きしたためた文章です。
冗談のつもりで書きます。
竜王くんは今年初めて、冒険者さん、勇者ご一行さんのお相手をすることとなった。
ハーゴンに尋ねると、まだ竜王くんは業界で有名じゃないから、お手紙
でお知らせしてはどうか、と言う。
さっそく、竜王くんは、お手紙を冒険者さん、勇者ご一行さんにしたためたのだが・・・
ある日、冒険者さんのポストに次のようなお手紙が届いた。
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お得意先新年会のご招待
拝啓 いよいよご清栄の御事、衷心よりお喜び申し上げます。
旧年は格別のご愛顧ご支援を賜りまことにありがたく厚く御礼申しあげます。
さて、新しき年を迎え、日頃のご芳情への謝意と親睦をかね、
下記により新年会を催させて頂きたく存じます。
ご多用中はなはだ恐縮ではございますが、
なにとぞご臨席賜りたくご案内申し上げます。
なお、お手数にて恐れ入りますが、同封はがきにて
スライム月ドラキー日までにご都合をお聞かせ下さいますよう、
あわせてお願い申しあげます。
まずは右ご臨席お願いまで。
敬具
キメラ 4年 スライムベス月タホドラキー日
ハーゴン株式会社
取締役社長 竜王
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これを受け取った冒険者と勇者一行はこう思った。
『・・・まだ新年会の招待には時期が早すぎるのでは・・・』
がんばれ竜王くん!
おしまい