ケンティルの冒険日誌

『名前』

「キングヒドラって頭が五つあるよね？それぞれに名前ってあるの？」

「イチローです。」
「ジローです」
「サブローです」
「シローです」
「シローツーです」
そこはゴローだろ！！Σ（ﾟдﾟlll） 『六本腕はつらいよ』

余は大魔王。いずれこの世を余の理想の世界へと創り変える者。
そんな余の特徴といえばやはりこの阿修羅の如き六本腕であろう。

「グハハハハ！見よ！この腕のなめらかな動きを！」

注意  六本の腕があるという状況は、肩甲骨も６つあるという状況です。

「グハハハハ！一気に六本回すこともできるぞー！」

ゆえに変な動かし方を続けると・・・

「グハハハハーッ！！この腕さえあればこの世の改変など容易・・・」

脱臼します。
ゴキッ！！
「ヒギャーッッッ！？」 『メッセンジャー』

加速する政界！     集団的自衛権の行使に関わる憲法解釈の改正について、突如       
                               閣議決定。
不浄なる政界！      賄賂発覚の多発。
混沌なる政界！   各地で様々な動きが起こりゴタゴタしている。

陛下はたくさんのメッセージを遺して逝かれました・・・ 『体力テスト』

「はい、では王族のみなさんも体力テストしますよー」

「はい、次アンルシア姫様〜」

記録   握力  右50キロ
                    左50キロ
          持久走（1000M）  3分22秒
          ハンドボール投げ    30メートル
          上体起こし（30秒）   56回
          立ち幅跳び    3メートル40センチ
         反復横とび（30秒）  51回
         長座体前屈   60センチ
         50メートル走    6秒ジャスト

「噂通りの怪物・・・」     ゴキッ！！


『やっぱりつらいよ』

「グハハハハ・・・ゼェ・・・おのれ！今度は失敗せんぞ！」

「む！あんなところに消しゴムが！！拾ってやっとくか」

注意   ６つある肩甲骨には動かすべき順番があります。

「む・・・？おかしいな、肩が固まったようだ？何故だ？」

間違った順番を貫き通すと・・・

「ぐ、グググ・・・もう、すこ、し！」

脱臼します。
バキッ！
「ホゲーッッッ！？」