僕は、プクリポとしてアストルティアに生を受けた。(生き返しだけど)
そして、今日この日まで生き延びてきた。
そんな僕には、宿敵と呼ぶべき人たちがいる。
下の写真を見てもらえば分かる通りだ。
ちょ~っと眠ったり、爆発したりすると、上に乗って高笑いをしてくる。
最近では、僕が普通に立っているだけなのに、僕と同じところに立って、
ジャンプしてくる始末だ。
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
いけない、これではっ。
僕はプクリポではあるが、ペットではないのだ。
それなりに戦えるし、それなりにしゃべることが出来る。
外見だってモシャスしたかのように、変えることが出来る!
それなのにこの扱いは、僕がなめられているという証拠ではないかっ。
……しかし、今回は違う。
なんと相手の方から、僕に土下座をしてきたのだ!
なんということ……信じられん。こんなことがあるのか……。
目の前で土下座をする子供。
それを見て、満面の笑みでニッコリする僕。
「どうもすいましぇんでしたーーーーっ」
その言葉を聞き、さらに僕の口元は緩む。
僕の上に乗ってくる人はまだ絶えないけれど、
彼女が土下座をしてくれたということは、
いつか僕がペットでなくなって、
逆に僕が上に乗ることもできる日が来るかもしれないってことじゃないか!
歓喜に打ちひしがれる。
試しにこの場で寝てみるが、もう上で高笑いするようなことはしてこない。
僕は確信する。
「堕ちたな……!」と。
「なんだかこうしてると、ドルボードみたいだね!(ゲス顔」
エッ……?
……生き物扱いをしてくれなくなった瞬間である。
どるぼーど……、
いや、
ゆゆぼーど……。