黄金週間は個人的に趣味をすすめながらいつものようにドラクエもすすめていたのだが、これまで始めかたがわからずにいた神話篇に手をつける。結果からいえば、初期のシナリオのせいか同盟バトルが集まりづらい一方で、今のドワマメパーティなら同盟せずにクリアできたので今頃の攻略でよかったとは思う。
多少調べた内容も含めて感想など。
相手はVer.1で崖っぷち集落を訪れたときに見たエスタークぽい「災厄の王」。もとは古い神話に存在した帝王が、闇の根源によって災厄の王となる。一度は王者と聖竜に倒されたが、二度目は進化してまるで歯が立たずに王者がころされた。それがまた蘇ろうとしているので、王者の一人として8人パーティを組んで打倒しよう!
という感じでたぶんまちがってないと思う。
そして肝心のシナリオだ。
ロディアさんたちが世告げの姫になったのは、後悔してもしきれない境遇を救われたからで、最後に彼女たちが災厄の王を封印したのも、救われたこの世界を守りたいから、なのだろう。それが「少年」に持ちかけられた取引めいたものだとしても、彼女たちが救われたのは事実なのだ。だから最初はそれでいいの?と思ったのだが、神様にも救えない現実を救ってくれたことに、理屈を求める意味はないのかもしれない。恋人を追ってしのうとしたマレンさんは、ランディが救われただけで他に何もいらないだろうし、ロディアさんも同じようなことを考えたのだろう。
その中で、創世記を含めて調べた話がロディアさんたちの出自、滅びたエクゼリア王国だ。ここは500年前のレイダメテス事件の後、グレンを退去したシオドーアが建国したらしい。だからロディアさんは国の再興をコゼットに託したというよりも、再興を目指す人たちに妹を託したのではないか。つまり何が言いたいかというと、少年が人間や神様とは違う概念で行動していたとしても、世告げの姫たちが救われたのは間違いないということだ。
などと考えていたところに魔法の迷宮への誘い(いざない)。むつかしいカードがたくさんたまっちまったよへるぷ!というお願いをこちらからしていたのでいつもありがとうございます。ナタネさん、なゆたさんと組ませていただいていざ出陣。
ところで占い師のドワマメだが、今回いつもと違う「さん将軍用デッキ」を用意して、いつものタロットと二種類使い分けてみることにした。おお魔獣用デッキをベースにして、星月を積みまくった仕様だがけっこうよい感じで勝利に貢献できたのではないかと思う。特によん諸侯とかさん将軍とか伝説あたりにすこぶる効く。ディクセンのチカラじゃないボクのチカラだというくらい効く。
一方で、いぬ戦すらだく戦ドラゴン戦はみなさんに助けられまくって、もう少し練習札を使って中のヒトの経験値をあげたいよと思う。なにしろ旅芸人なゆたさんと、僧侶ナタネさんがとても粘り強く回復蘇生を決めてくださるので、たとえばある局面でドワマメがしななければ、その行動がジャグリングやスティックにつながるハズなのだ。今回のポイントは、ドラゴンの攻撃でこれは避けられないよというものが来たときに、やいばのぼうぎょで受けきること。一回成功してしなずに済んだが、あれを安定して決めたいよね。
ところでエピステーサの海にいるアカマンボウは、名前に反してマンボウの仲間ではない。かんちがいでスズキ目だと思っていたが、アカマンボウ目で独立した、リュウグウノツカイに近縁の深海魚である。というかリュウグウノツカイがアカマンボウ目である。マグロに似た赤身がおいしい魚といわれているが、ふつうに獲れる魚ではないので口にする機会はない。
この魚、海底二万里で「銀色のアカマンボウ」という表記を読んで銀なのに赤かよ!と調べたときに知ったのだが、英語ではムーンフィッシュというので邦訳するなら「銀の月を思わせる魚」としたほうが詩的だと思う。学名はランプリディフォルメス・ランプリダエ・ランプリスで、輝かしいものという名前なので、これは和名よりも英名や学名のほうが美しいわという例だろう。
なんでこんな話をしているかといえば、もしもこの日記にアカマンボウの画像が載っていたら、せっかく撮影した災厄の王の画像がネタバレ含むで日記に載せられなかったときのためなのだ。