なにしろ日誌が気になってしかたないノーチェさんに、けっこう逡巡したけどフレンド申請したら快諾していただいて心の中で小躍りする。マメミムほかのひとの日誌を見るのが大好きだけど、自分の癖(へき)に刺さる日誌って追いかけたくなりまよねそうですよね!?と言い訳させてくださいもうほんとにストライクなのです。
地が出そうになる前に口調を戻す。
おしゃれストリートに行く途中、広場にこたつさんがいる。あれこのひとこたつさん!?ってフレさんどころか面識すらないけどいつも楽しそうな日誌を書いててたびたびいいねさせていただいてるひとだ。感謝のつもりでいいね!をしたら、向こうもご存知いただいててうれしくてたまらない。
マメミムもともとソロプレイが多い。
理由は通信環境が20時から22時くらいまで重いから、ひどいときは一時間に五回とか平気で切れちまう。だからこの時間帯は同盟バトルとかフレさんと遊ぶのをなるべく避けている。ルータを交換してだいぶ改善したけど、先週また再発したので思い切ってIP固定にしてポート開放したらいまのところ具合がいい。マメミムこういうのしろうとだから、スクエニさんその他に親切に説明してもらった内容を調べて調べてようやく自分で設定できてほっとする。
アストルティア秘聞録が届く。まっさきに年表に目を通して、ミランが植物を好きな理由は国を飢饉から守るためだったのか!と合点する。こいつほんとに立派でいいやつだ。いずれアラハギーロの王位を銀髪の両手剣使いが継ぐとき、マメミムは彼女をひきずってでも連れてきたい。いっしょに泣いてやるからおまえも泣けよと言ってやりたいと思う。
迷宮日参してるマメミムはトルネコやミネアにわりと会う。エルフのしぼり汁とカードがたくさんたまるけど、カードは期限があるから文字通り「始末」しないといけない。なゆたさんとルシアスさんをお誘いして真幻界とムドーから現物いっぱいもらえてほくほくする。ありがとうございますといった次の日にミネアが犬カードを置いてくけど、皇帝ももらえてありがたい。試練門でひといきに僧侶と魔法使いをLv118まで上げる。サゾリオンのスコルぴよを耐えるのもさらに楽になるはずだ。ちなみに聖守護者槍の羽根あつめはそれぞれ半分すぎたくらい。
ごりら。
マメミムは負ける練習を繰り返す。なにしろものおぼえが悪いから、じっさい食らったほうが早い。だけどごりらは食らったらみなころしにされちまうから、せめて練習できるくらい持ちこたなけあいけない。魔法使いや賢者やデスでためした数秒後に、うごかないただのしかばねのようだがごりらの檻に横たわる。
日誌で拝見した天地デス賢者魔使で挑戦したら、時間切れにはもちこめたけどなにしろ火力が足りぬ。え?天地?と思い、リクオイズフレンドから聞いたエンタマンの話を思い出す。まだ転生8回の柱を連れてきて名前を「かべ」に改名する。
「お前は柱だけど今日から壁だ」
しんださかなのような目になるまで強く言い聞かせる。天地かべ魔使魔使でごりらの檻に飛び込むと、意外と壁戦闘ができるじゃないか!壁を成立させる位置どりを狙う、壁を巻き込まない場所で殴られる、あせって蘇生してインパクトされるのは避ける。分散サポ爆弾対策に移動+9靴を、壁の呪文詠唱速度を上げるグローブとか扇も用意できればもっと戦えるかもしれない。マメミムの聖守護者挑戦も、後半戦に突入できるだろうかと希望を持ってみる。
メルサンディのスライムパンが家に置けることを知る。
ハウジングやドレアがうまいひとって尊敬するけど、自分の好みで楽しむのももちろん悪くない。さっそくドラクエショップでリアルに課金する。マメテントのコンセプトは「子供をつっこんだら出ていかなくなりそうな児童館」で、すみっこだけマメミムの生活スペースになっている。来たひとがよろこんでくれそうな場所にパンを置く。
あとはなにがあっただろうか。
みんなが楽しんでるのを見るとうれしくなる。マメミムは本気でそう思ってるから、それなら自分も楽しんだほうがいいと思う。マメミムはもうどうしようもなくマイペースでひとと歩調が合わないから、基本的にいちばん最後に置いといていいいきものだ。カメならぬマメの歩みだけど、歩みだけはつづけてるからひとつずつ前に進んでく。ストーリーでも職人でも釣りでも学園でもカジノでも防衛でも常闇聖守護者でも、みんながそこで楽しんでてくれれば、いつかマメミムもたどり着く。
みんな楽しんでいてください。それがマメミムの望みだよ。