マメミムあんまり称号とかアイテムとか興味ない。聖守護者は攻略要素がある1が楽しいから紫紅翠を日毎に討伐してるけど、べつに羽根を交換するあてもない。シルルさんやれをるさんに同行して楽しくたおせたやったーというのがマメミムにはよほどだいじなことだ。
Lvとか装備とか耐性とか必須じゃない。席がないとかありえない。うまいとかへたとか関係ない。きみが一緒なら勝つ方法はぜったいある。それを考えるのがマメミムの「攻略」だ。勝てたらもちろんうれしいし、負けたらしゃーない笑えばいい。きれいごと実践してなんぼのマメミムだ。
シルルさんからレギロ対策のご相談。
妖炎魔女理論値じゃないとブレス耐性100いかない。どうしたらいいかなと尋ねられて、月飾りでブレスの威力を散らして呪いとおびえ耐性つけて、ダークタルトも食べれば闇の流星も軽減できるからおすすめというのがマメミムの結論だった。
「贈り物の装備だからこれで戦いたい」
え、なにそれそんなすてきな理由だったんですか!?と感心する。実のところ、マメミムはレギロ相手にブレス100とか必要ないと思ってる。どんだけ火力が出せるかというパワーゲームがレギロ攻略だ。
その観点ならシルルさんが望んでいる「妖炎魔女で攻魔up」と「高速ザオリク」は正しい。ちょうどマメミムはレギロ3をサポで討伐したことなかったから、シルルさんはレギロ3倒せるくらい強いんだ、シルルさんがもらった装備はそんぐらい強いんだと証明したい。
とはいえマメミムもりあがってなんも考えないやつじゃない。
もともとマメ天地は対キラクリ用で、ぜんめつせずにクシャラミを維持する性能に特化したものだ。シルルさんにアドバイスするために火力を上げて、攻魔950で土10%マメミムに改修する。ためしにこれで挑戦したら時間切れ。骨を倒して犬を追い詰めてあと30秒あれば倒せたー!と思えるくらいはいけた。
「火力ね!火力が足りないのね!?」
「ww」
この前向きな悔しがりかたがありがたい。マメミムがクシャラミ再召喚とMP回復に失敗して、30秒くらいむだにしたからそれがなければ勝てたと思うが「うまいへたとか関係ない」のがマメ式だ。そんくらいのミスを挽回できる火力を出せばいい。
マメミムがシルルさんにお願いしたのはひとつ。智謀首飾りを金ロザに変えてもらうことで、攻魔下がるけど妖炎魔女の火力で十分いける。生き残って攻撃できれば累計火力が上がる。
マメミムが対策したのはひとつ。全員にクイックケーキを食べさせたことで、これで行動間隔0.1秒早くする。天地でレギロ戦やったことがあるひとならわかると思うが「めいどうふうまが発動するまえになぐられる」のを防ぐためだ。たぶんこれでいける。なにしろマメミムはシルルさんという強いサポさんを連れている。
さて本番。
マメミムはクシャラミ召喚したら、残り時間を見て再召喚のタイミングを呟いとく。1800と呟いて、30秒前くらいに再召喚したら1630と呟くのを繰り返す。幻魔管理のリソースに脳みそを使わず口に代用してもらう。
攻撃はめいどうふうまだけ。そのための土ベルトだから、よほど余裕がなければたつまきは使わない。犬の近くと正面は避ける、骨の正面は避ける、なかまに近づきすぎないポジション取りを意識する。攻撃はHPの高い骨に集中しつつ、犬の色をどんだけ早く変えられるかが勝負になる。再召喚はクシャラミの行動を消さず自分がころされないタイミングで、サポ蘇生が追いつかないときは即ザオリク。MP残量に注意。気をつけることがたくさんあるから、行動そのものは可能な限りシンプルにする。
残り12分で骨の色が変わって攻撃を犬にシフト。闇の流星とかばんばか飛んでくるけど月飾りで耐える。はっきりいって骨はそんな頻繁にブレス吐かないから状態異常の対策しとけば十分で、主にころされるのは骨の通常攻撃と犬のデュアルクローだということに気づけば「色が変わって攻撃激しくなってからのほうが楽」なのだ。犬の色も変わって攻撃対象を骨に戻す。早めにエルフしぼり汁をぶつけてMP全快させておく。残り3分で骨を倒して一気に攻撃を集中する。もうマメミムゾーン入りまくってるから途中からなんもミスしなくなる。
18分20秒レギロ3撃破ぁー!
思わずこぶしを握ってまっさきにシルルさんにチャットを飛ばす。ほらやっぱり勝てたよシルルさんは正しいんだよと伝えたくてしかたないけど、チャットでそんなに伝えきれないから、聖パトリックの日に撮った写真にフォレストカメリアを添えて送る。シルルさんからメタペア招待してもらって、これがマメミムへのごほうびだ。
堂々というよ。
シルルさんはすくなくとも聖守護者の3とか倒せるくらい強いんだよ!