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ぬくぬくどり

マメミム

[マメミム]

キャラID
: IB818-138
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: デスマスター
レベル
: 130

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マメミムの冒険日誌

2022-10-25 12:04:42.0 2023-04-17 12:44:37.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

長文)日焼けしたマメミム(Ver.5.0ねたばれつつ)

ジャイアントエテ島が出現して、郵便受けに手紙が届く。差出人は勇者アンちゃんだけど、マメミムはサブクエクリアして会話や本棚も見直さなければ先に進まないいきものだから、そのあいだは何ヶ月でも待ってもらう。急ぎの用ならドラキーをちりんちりんと鳴らせばいいから、手紙なんか送らない。

というのを理解してないのがニセモノだ。

このニセモノくん、自分を策謀家だと思ってるぽいけど、イッドやヒョッヒョマンやジャミラス様といった本家本元策謀家たちに比べたら、イキってるだけのピエロくんでしかない。うまくいってる策を別の策でだいなしにしてしまう、決め台詞が「そんなばかな」のタイプだけど、見るからに道化だからピエロの役を演じているだけかもしれぬ。よりにもよってLv上げ中の賢者で追いかけていたマメミムは、マホステと雨でなんの苦労もなくきみを始末させてもらう。

ぶっころしたなら使ってもいい。

盾島の封印は解かれてすぐに魔界の軍勢が現れてすぐにばくだんが投げ込まれる。なんだなんだと三者が三者とも仲が悪いのを見せられるけど、マメミム自身はこのとき魔王ヴァレリアに襲われてひんしになったところを無精髭の赤毛くんに拾われて、担がれた馬から落ちて頚椎がもっきり折れたらしい。目が覚めたマメミムは日焼けしたマメミムになってたけど、あいにく殺意の波動にはめざめなかった。

この赤毛くんことユシュカ。こんな場所に居合わせておいて旅人のふりをしてみたり、ごろつき相手に自分はファラザードの使者だと名乗ったり、もーちょい自分の設定をちゃんとしとけよとは思う。エステラさんと一緒でひんしのマメミムを見過ごせなかっただけだと思うけど、ひとをしもべとかてしたとかひゃくしょうとか呼ぶ輩にろくなやつはいないのだ。

断言できるね。

とりあえず名乗られたことだし、こいつを「シシャドノ」と呼ぶことにする。そのシシャドノいわく、大審門とかいうところで大魔王を決めるから各国の魔王を呼びたいらしい。

なるほどわかったと、さっそくゲルヘナ幻野で釣り糸を垂らす。赤みのある川底が見えるほどの透き通った清流には、アユとかイワナとかサクラマスがいて、ずいぶん水がきれいな場所らしい。スライムつよし君その他、黒光りのする魔物たちはこの場所の、魔界に適応した種類なのだろう。

釣果を手にアストルティアに戻る。釣り老師とおさかな交換員に報告したら、メギストリスの美容室でてきとうに色を変えてもらう。黒髪黒服が多いマメミムが、白目まで黒いとまっくろでわかりにくいからだ。

ところで魔界には三つの勢力があるらしい。

まだふたつを訪問してる最中だから事情もなんもわからないけど、思ったのは「魔界だめだなあ」ということだ。ネロドスやマデっさんの時代と違って、彼らがアストルティアをどうこうできる姿が浮かばない。スピンドル兵士長が率いる軍団で、被害はともかく侵攻を止められたんじゃないかと思えてしまう。

ひとつはゼクレス魔導国。極端な貴族階級社会にも関わらず、貴族に国の統治者という自覚がない。母后がひとり気を張って国を守ろうとしてるけど、息子の魔王アスバルにはそんなつもりもそぶりもない。母親がよほど高貴な血筋の生まれなのか、あるいは姿の見えない父親がよほどなにかやらかしたのかとも思うが、あまりにも責任感のない坊ちゃんだ。

ひとつはバルディスタ要塞。門をくぐるとだらけた様子の兵士に迎えられて、魔王ヴァレリアが現れるや背筋を伸ばす。つまり魔王不在の姿が彼らの本質というわけだ。民家にある童話を見ても、暴力はすべてを解決する価値観を教えている。たぶん彼女がいなければモヒカンヒャッハーの集いにしかならぬ、国というより梁山泊の集まりだ。

もうひとつ、シシャドノの国ファラザードというのがある。両国の魔王を呼び出そうとしているあたり、魔界のだめっぷりに危機感はあるのだろう。赤毛のシシャドノはいいやつぽいが、残念なことにこいつは器がちいさい。犠牲おかまいなしでバルディスタの軍勢にばくだんを投げ込むし、無責任なアスバルに外の楽しさを吹き込む危うさに気づかない。バルディスタとゼクレスの害になるかを考えず、ファラザードの使者を名乗る危うさに気づかない。

そんな魔界の現状だ。

ゼクレスには赤目の魔族の屋敷があって、こいつならもーちょい国をまとめられるのになあと思う。どうぐ使いの師匠が出奔して、バルディスタにくれば取り立ててやったという記述も見つけるけど、どうぐのなんたるかを理解しない彼らが師匠をスカウトしても「バカめ、答えはノーだ」と一蹴されるだろう。魔界の最高傑作どうぐ使い。マメミムはこの職業でVer.5をすすめていこうと思う。

酒場にいる魔族プクリポがカウンターにぶらさがっていて、やはり魔界は侮れない。

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