総帥Zの隊服をドレア装備にくださいというのは全防衛民のうちマメミムをいれた少なくともひとりは願っていることだと思う。とはいいながら、最近ごぶさたしていたアストルティア防衛軍にひさびさ行ってみようと思ったのは、もちろん新職業ムチ盗賊の実戦投入が目的だ。
盗賊といえばマメミムには最強職業のひとつとして知られている。
これまでマメ盗賊は短剣メイン、試練ボスならこれでほとんど封じてたけど、サブ武器がビッグビッグハット用のハンマーで、これだけのために使うのはなんかもったいないんじゃないかと思っていた。そんなおり、リクオイズフレンドが最近お気に入りで使っているムチ盗賊がべらぼうにつよいと教えてもらう。雷属性攻撃前提になるけれど、双竜打ちで1999ダメージ連打するちょっとしたまもの使いにも勝る火力がある。
なにもそこまでつよくできなくても、メイン短剣で火力を出したいときはムチに持ち替えるくらいでどこまでできるだろうかと、いろいろ装備や宝珠その他をいじってみる。短剣できようさ900がムチだと860くらいに下がるけど、攻撃力700あってこれならそこそこいけそうだ。もちろん武器はお気に入りの妖蛇ムチを用意する。
しばらく強ボスとかコインボス相手に試してみて、通常時で700から800ダメージ、耐性下げれば1300から1400ダメージx2を叩き出してなかなかわるくない。ムチまもができない体のマメミムにとって、ムチとは占い師でぺちぺちするためのものだったから、これで高火力ムチ使いという新しいマメミムが誕生するかもしれぬ(おおげさです)。
さて防衛へ。
協力すればLv低くてもどの職業でも勝てるのがアストルティア防衛軍だけど、最低限の火力があれば自分の職業に応じて戦況を支えやすくなる。目安は「ふつうの魔鐘をCT技なしで落とせる」ことで、相手は個人的に防衛軍基本中の基本である獣牙兵団で試してみる。
結論からいうとムチ盗賊は十分実用に耐えるくらいつよい。マメ盗賊でも双竜打ち二回で魔鐘を落とせたから、テンションとかCT技とかいろいろ駆使すればできることはさらに増えるだろう。そして盗賊とはいろいろ駆使できることが多彩な職業の筆頭格なのだ。
なんどかオートマッチングしたけれど、楽しかったのは火力の出ないメンバーで組んだ四戦目。北岸のボーガに攻撃を集中してもなかなかダメージ積むことができず、残り5分40秒でひとあしさきに南岸に戻る決断をする。敵出現が5分00秒で、北岸から30秒あれば戻れるからもう少し遅くてもだいじょうぶだけれど、10秒早く動いて自分の行動をなかまに知らせておくのがマメ式だ。
温存したファントムハックで南西雑魚を処理、結界前からまわりこんで敵を誘導しながら大砲をおとりにする。ぞろぞろ集まってくる敵をおたけびで止めてから、ネバネバ&ギガばくだんでいっしょに出た鐘ごと一掃する。討ちもらしたマギロッドをAペチで落とすころにはボーガが橋を渡ってくるから、いったんみんなに任せて西側にいる鐘を悶絶全方向。合流して温存していた堅守の書を使う。すぐに離れてつぎの鐘処理にーーー
そのあいだもみんながダメージを積んでくれていて、長期戦になったけど残り30秒でボーガが横倒しにどうと倒れて無事勝利。押し寄せる雑魚におたけびもサプライズも温存する余裕があって、結界へのダメージもそれほど通ってなかったから、レーダーが雑魚で埋まっても負けるそぶりはない。状態異常で止めながら敵を倒していくのではなくて、敵に火力を打ち込みながらいざとなれば状態異常技を温存しているから、防衛マメミムのメイン職業魔法使いよりも難局にはつよいかもしれぬ。
総帥Zの隊服で、敵を問わず状況を問わず戦えずに「総帥w」だと思われてしまうと残念だから、魔法使い以外の職業で参戦するのはどうにも気がひけることがある。けれどもムチ盗賊ならもしかしたらなんとかなるかもしれないような気がするふんいきをかもしだしているくらいのポテンシャルはありそうだ。あとは自分が使いこなせるかどうか、いちばん大きなハードルはそこにある。
総帥Zの隊服をドレア装備にください。