フレさんのおてつだいは楽しいよねというのは、たぶんヒューザ語で「おせっかい」と言われる性格なんだろうと思うことにする。聖守護者の闘戦記にかぎらず、練習するときは耐性とか気にせずサポさんを雇うことが多いのだけど、骨犬ことレギロは火力と金ロザ温泉があれば耐性なんて必要ないのはいまさらだ。
そんなレギロ1。セレネさんをお誘いして挑戦したら思いのほかさっくり勝てて、2はもちろん3も運がよければいけるなあというくらいに楽だった。せっかくだから羽根30枚稼いでウイングもらいましょうと、イン時間が合うときにこつこつ挑戦する。
ドラクエ10戦闘の基本は射程距離(偏見的私見)。
射程距離の外からICBMが偉大だとは、とある黒いエルフの至言だったけど、反撃があたらない場所から攻撃すれば強いに決まってる。壁&タゲ下がりが成立するのも射程距離が存在するからだ。蘇生戦とかゾンビ戦とか呼ばれる骨犬も、しななければこちらが攻撃できて楽になる。セレネさんにお願いしたのは犬に近づかないことと、骨犬の正面に立たないことで、あとは高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処してもらうのがいつもの作戦参謀マメミムだ。
避けられる攻撃をぜんぶ避ける。そのあいだに聖女がまかれるからワンちゃんのデュアルクロー以外でほとんどしななくなる。聖女または金ロザ後に温泉発動すれば、HP2になるからふたたび金ロザ発動の条件が満たされる。これで三発くらい立て続けに殴られてしななかったこともある。
1なら安定して6から7分で、2ならたまにヒヤリとするけど13分ちょっとで勝てる。セレネさんにはとりたてて耐性とか用意してもらってないけど、魔蝕やウィスパーを避けられるなら、こわいのは闇ブレスの呪いだけで、狙われたらおはらいする準備をしておけばいい。おびえは致命傷にならない。感電は防げないから、あとはなかまを巻き込まない動きができればいい。
ころされないわけではないけど、思ったほど蘇生戦にもならぬ。お会いできた日に一戦、さくさく討伐して紫羽根が30枚。おわりの二戦はロードリーセットを揃えたセレネさんがブレス耐性100%に到達して、ほとんどすべてを耐性不要で攻略したことになる。最速は2を9分50秒で討伐できたけど、個人的にはレギロでいちどもぜんめつせずにウイング入手できたことに満足だ。
「イエーイ(スタンプ)」
ひとしきり(主にマメミムが)はしゃぎまわったあとで、待望のセレネウイングを入手していっしょに記念撮影してもらう。カテドラルと似合っていてかっこいいですよね!と、その場からうごかない太猫ついてクンと並んで一枚、これがマメ的には最高のごほうびだ。
もちろん最強とか称号とか倒しているひとたちはすごいよなあと思うけど、ひとによっては敬遠されがちなエンドボスだって楽に勝てる方法とか安定して勝てる方法はあるんじゃないかと考えて、このひとだったら十分に勝てるよなあと紹介してお手伝いするのも悪くないとも思う。
とはいえ誰でも勝たせるほどマメミムは強くもうまくもない。まじめに成長してくれていて、油断しないで戦うことさえできれば、ミスとか不運とかあってもなんとかなるのがマメミムにとってのさくせんだ。わりとヒレツなマメミムは、勝てる確信くらいなければそもそも声をかけたりしない。じつは一回、装備とかいろいろまちがえて戦ったときがあったのだけど!そのときはセレネさんにフォローしていただいたことをマメミムだけは知っている。
一発勝負でなく何度もリトライするでもなく、なんべんやってもしっかり勝てた勲章だと、セレネさんにはあらためてお礼を言わせてもらう。
ありがとうございました!
あと何枚でウイングだと、わくわくして尋ねるのが楽しくてうれしくて仕方がなかったのが、そんなに奇妙なことだと思ってない。ここぞというタイミングで、測ったように並んでめいどうふうまを打ち込んだ感覚はなんともいえなくなる。戦闘中にかっこよく撮影する余裕はなかったけど、ぞくぞくした記憶は消えていないからヨシとする。ウイング似合ってるなあと思い、フレさんがかっこいいとうれしいよねと思う。
おめでとうございましてまた遊びにいきましょうー。