ことの発端はリアさん日誌で拝見した、ガデクエの乱戦に登場する魔物が100伐対象になってる!?とのお話だ。クエストは一日一回しかできず、対象モンスターで一番すくないサイとライオンは3匹しか出てこないから100伐まで一月かかる。つまりリアさんの日誌が一月更新されないわけで、マメミムにとってはおあずけをくうことになる。
>道具以上の面倒過程に
>人付き合わせる訳にも行かないよな……
ところがここに面倒過程によころんで付き合いたい変人がいる。さっそくリアさん日誌のコメント欄に、よろしければとお願いしてクエスト再受注のやりかたから教えてもらう。保存食を届けたら待ち合わせして、パーティ組んでさっくりクリアすればいい。問題はサポなしガデx2でモンスター30匹相手の連戦に勝てるかだけど、リアさんはソロで3回に1回負けるかなあと仰ってた。
つまりマメミムがいれば最低でも3回に2回勝てる計算だ!
マメガデLv114でベホイムとスクルト習得済み。装備はガード剣と呪速埋め腕で、守って守ってギガブレイク狙おうと、装備やスキルや宝珠をガード性能とテンションに寄せてみる。幻界王と呪い耐性推奨とのことで、武刃指輪を装備できないけど片手剣ならガード時バイキがあるから困らない。悩んだのは祈り犬仮面とテンション眼甲のどちらを選ぶかで、これは何度か入れ替えた。希望なき荒地の門を前にして、気分はお蝶夫人とダブルスを組んだ岡ひろみ状態だ。
まずは開幕。護りはリアさんが入れるから呪速に自信のあるマメガデがスクルトを重ねつつ、被弾が先行するならベホイムを挟みながらビッグシールドと活性までたどり着く。守りを固めたところでプラーナからブレイク繋げてダメージを積むけれど、まずは敵の手数を減らしたいから1匹ずつ落としてく。
最優先はリアさんから警告されてたトカゲマン。CT技を温存しておいて、こいつが登場したらいちごショートのいちごを盗み食いされた仇のように執拗にころしておく。うっかりバイキルトを積まれると、ガデの守備力でも防ぎきれなくなってどんどん追い詰められていく。さしもの牙もつ盾でさえ、盾をつらぬく矛には分が悪い。
連戦するなかで、採用したのがちからの盾。使用時に自分のHPを回復させて、ガード時にもHP回復するけどガードしたなら回復必要ないじゃんと思ってこれまで外してた技だ。なのだけど、敵の攻撃に積極的に晒されてガードを狙う片手剣ガデにこの特技は相性がいい。こいつを使うようになってから、乱戦の中でマメミムに自己回復が必要になる回数が確実に減るくらいの効果はある。
そしてリアさんにおすすめされたガード時ルカニとヘナトスの宝珠。剣で自らを強くして、盾でHPを回復して、宝珠で敵を弱くするスタイルというわけだ。最初は悪戦苦闘していた乱戦が、慣れてくると戦いながらかっこいい写真が撮れないか撮影するようになり、撮影しづらくなるからブラスターフィストはやめようという話になる。せっかくよい角度で撮れたのにトカゲ邪魔とか言わぬ(言いました)。
そんなわけで無事に100伐完了!してありがとうございます。なにがありがとうかといえば、これでリアさん日誌の続きを楽しみにできるとか、ガデの使いかたを試すことができたとか、互いを背に戦うってどこの鳴海兄ちゃんとマサルくんですかとかマメ的にはごほうびしかない。
無事クリア記念のオマケに最終話ストレザーテ戦。
前哨戦の影人形たちに勝てるかなあと不安で予習する。戦士武闘家魔法使いパラディン僧侶バトマスがつぎつぎと登場して、開幕まじん斬りを構えられてヒヤリとする。会心ガードできればあとはリアさんに注意されてた僧侶をまるで冷蔵庫にとっておいたチョコレートの最後のひとつを食べられた仇のように執拗にころせばなんとかなる。
影人形たちを倒してあらわれるストレザーテさんは、ガデにとっては相性最高なので、職クエのときと同じように守って守って退魔鏡の反射ダメでしまつする。リアさんがギラグレイドをきっちり避けてみせるのは、確実に自分が自由にできる行動をつくるためだろうなあと感心しつつ、危なげなくガデクエ勝利して、あらためてありがとうございました!と楽しかった時間に頭を下げる。
さて。
終わってリアさんから、マメさんのことだから素手ガデとか素手パラとか言い出すかと思ってたと、なんか新しい遊びをぶつけられて、片手剣の恩恵を捨てて得られるものはなんだろうかと面白いかもしれぬ。もうひとつ、最終クエでリビングデッドを倒すのにジュレ廃坑ではなく偽魔女の森がいいよと教えてもらい、「ジュレ廃坑に、はぁ行こう」とか言いかけて呑み込んだことは内緒にしておこう。
うーっくっくっく(ポランパン)。
などと言いながら何枚も何枚も撮った中のお気に入りの写真を掲げる。