マメミムの冒険日誌

エビイベ最終日駆け込みで810.0cmを釣り上げて、通算三大会目でようやくタコ竿を手に入れた。確率がとんでもなく低いものを狙うための条件は「確率をゼロにしないこと」だから、一日竿一本ぶん挑んであとは神だのみだったけどこの場合祈る相手はマリーヌではないような気がしなくもない。釣りの神様みたいなものはこの世界にいるのだろうか。

ところでスパスタが強い。

一見してイロモノにしか見えないし、どんな理屈で強いかさっぱりわからない点で屈指のこの職業が、まさか最強職業のひとつなのだといえば、どの職業も使いこなせば強いとはいえそれでもスパスタは強い。ちなみにスパスタの「オーラ」はほんとに人を呼んだりおかねを投げてるわけではなく、おかねの価値を「スタンド」的な具現化したエネルギーに変換したチカラだと思ってる。ピラミッドの財宝で放つヘルマのゴールドシャワーが強力なのも、世界経済で放つリーネさんの超ゴールドシャワーが桁外れなのも納得できようというものだ。

そしてスパスタの強さを支える無敵のスタンド、ボディガードにはこんな特徴がある。

「ダメージを伴う攻撃を完全無効化する（例外あり）」

たとえば悪名高いデルメゼの絶対零度ダメージ1500を耐える。ファントムボールダメージ650x2を耐える。分散災禍のダメージ750x2も、頭割りせずにひとりで受けることができる。ためしにLv115スパスタで、デルメゼつよさ1なら余裕で戦えてしまう。

だけどもともとマメスパは脳みそよりもエビのために、究極エビスティックスパ攻略のために用意した職業だ。なかま3人にマホカンタを配っておいて、あえて神速メラガイアーを撃たせて自分はボディガードで耐えつつ反射ダメージを狙う。メラガイアー3発のうち2発くらうとしぬけれど、そのときはなかまに蘇生してもらえばいいさくせんだ。

ちょうどテンの日前後で究極エビカードをもらったフレさんもいるだろうから、いっしょに行きませんかとお声がけ。マメミム3枚だしますねと気前よく言っているように聞こえるけれど、究極カードが手元に8枚とかあるとかばん空いてません助けて！というのが本音だったりする。フレリストにセレネさんがいらしてお声がけ。なゆたさんがいらしてお声がけ。なゆたさんといえばたいてい戦場にいるからフリーでお声がけするのはだいぶおひさしぶりかもしれぬ。

「僧侶と暴力どちらがいいですか」
「暴力で！」

やはり暴力はすべてを解決する。なゆたさんバト、セレネさん天地、マメスパで、バトマスならバイキ必要ないからサポは眠り耐性ある回復役がどなたかいないかなあと、僧侶ユーキさんを発見してお雇いする。ポイントは究極エビ攻略定番のレンジャーもガーディアンも不在なことで、わりと職業を選ばないのがコインボスの楽しさだ。ざっくりさくせんはいつもの

マメスパ：マホカンタ配りながらベホイム飛ばす壁
セレネさん：マジバリしつつふみつけ射程5mに近づかない
なゆたさん：暴力をふるう

じつはHP20万を超える究極えびを、ふみつけの脅威にいちばん近い場所で削らないといけない暴力役がいちばんたいへんなのだけど、もちろんマメミムは、最前線で戦ったりしたら、戦闘が終わるまでに生き延びることなどとてもありえないということを伝え忘れるのだ！

とはいえ修羅の国のひとみたいに戦い慣れしているなゆたさんは究極えびの巨体をぼこぼこと殴り続けているし、間合いを保って無理をしないセレネさんはふみつけを食らうことがないから、カカロンと僧侶のバフが乗ればばかみたいな火力を相手にしてもそうそうころされる心配がない。

序盤もたつく間にバフを用意して、色が変わって神速メラガイアーをぱかぱか放りはじめたら反射ダメージも入りだすから意外と長期戦にもならぬ。だいたい7分から8分くらいであぶなげなく撃破できて、眠りやブレス耐性次第でもう少し忙しさが変わるだろう。

いまのところスティックスパで負けたことはないけれど、スパが神速メラガイアー連続で食らうとしぬこともあるからもーちょいなんとかしたい。盾と宝珠で呪文耐性33＋マジバリお願いして73、炎光まがたま込みで耐えるのが無難によさそうだから、また今度おさそいして試してみようと思う。このときやっぱりミネアに遭遇して、新しい究極カードを渡されたから手元のかばんはあいかわらずだ。

ありがとうございましたー！

めざしているのはたかだか勝率100％。なにもアストルティア防衛軍に限った話じゃない。なかなかうまくはいかないけれど、油断もせずあきらめもせずにたどり着けたらいいなあとは思うのだ。