記憶では、リアさんが黒衣の剣士をソロ討伐した日誌を拝読したのがきっかけだ。ヒレツな戦いだいすきなマメミムは、これを見て闇耐性積んだ戦士二人がかばいあったらパパにおこづかいねだり放題じゃあないかと考えた。さっそく日誌にコメントを書き込むと、わざわざまちあわせをしてこのオモシロ戦闘を体験してきたけれど、そのとき紅殻魔スコルパイドことサゾリオン2人討伐どうですかと誘われた。
これが数ヶ月以前の話。
当初はマメバトとリアさん僧侶の2人で挑む。ファラス譲りの双剣4回攻撃でざくざく削りまくったけれど、残念ながら時間切れ。負けるそぶりはないけど火力が足りぬ。強引に攻撃すればさすがに事故に遭う。
ならば性能を上げるのがてっとりばやいと、邪教勲章にラストチョーカーを完成させた後もマーシャルピアスに軍神ゆびわと、時代がマメミムを崖っぷちから後押しするかのように新アクセが登場したけどたぶんこれはセリアさんへの祝福のおこぼれだ。
ところで。
このあとしばらく、サゾリオン討伐できないかといろいろ考えたり試したりしていた中で、キラパンとプリズニャンをマメパラとみゆきさん僧侶で守りながら討伐に成功したことがある。マメパラ闇耐性100なら魔蝕と絶を吸い込めるから、ツメでざくざく削り放題だ。そこでマメミム考えた。片手剣戦士でおなじことをしたら、回復役をかばいながらざくざく殴り放題になるのではないか。
リアさんとはいつ遭遇できるかわからないので、日誌にこっそりコメントして待ち合わせすると魔天の聖廟へと向かう。気分はあいかわらず「かなり楽をして勝てる方法を考えました。試させていただけませんか」のアッテンボロー状態だ。もちろんcv井上和彦だ。マメ戦士とリアさん僧侶で挑んだ結果は
時間切れw
サゾリオンは赤に追い込んでからが長い。負けるとは思わないけれど、ミスをすると立て直すまでの時間でザオトーン回復されちまう。だけどミスをしたら終わりなんてのはマメ的には思考放棄したマヌケの言葉でしかない。ミスをしてもなんとかなる方法を探して知恵を巡らせてなんぼのマメミムだ。ちなみにマミムメモからマを抜いたら姉ミムメモだ。
なんどかポケモーモンを連れて練習しては時間切れを繰り返す。あるときネスカフェクラシックブレンドを飲んでいたときにふと思う。そもそもポケモーモンはばかだけどリアさん僧侶は頼りになるから、かばう回数を減らして殴れば火力が出るじゃないか。しもふりミートを買いにきたリアさんをお見かけしたのがその翌日のことだった。
「これから行ってみますか?」
マメ戦士とリアさん僧侶。赤までひたすら攻撃重視、ザオトーン・アビスがはじまったらかばいながら戦う。リアさんが受けたダメージは半減されるから、マメミムがしどく旋風で狙われたときだけ確実に防御する。分散災禍はむずかしく考えずに二人受け、血陣で散らされた直後に狙ってくるのは定番だ。序盤ざくざく削りながら、さっそく会心必中閃いてなぐりつけた直後にブラッドウェーブに呑み込まれる。
「よくばりました!」
「大丈夫」
やや時間ロスしたけれど、景気よく残り1330くらいでHP黄色になる。これはいけると殴りながら、あぶない攻撃は確実に避ける。このあと覇軍一回ミステイクで食らったけど、リアさん僧侶のシャインステッキがすかさず飛んでくる。敵に胸をさらして味方に背を向けるのがカイザーだ。
アビス発動からかばう戦法に切り替える。かばったときの挙動は以前時間切れになった戦いで覚えてるから、マメミムは「ベホイム」回復がくるつもりでなぐりに行ける。アビスダメージの追加に耐えるために、不死鳥を使うタイミングに気をつける。ミラソは回避される危険があるから使わない。
アビス明けにこの日何度目かの必殺技を閃いて、思い切りふりかぶって会心必中!これがとどめになると赤いムシやろうの巨体がどうと地面に横たわる。新年一発目の挑戦で、2人討伐初勝利に成功だ。
ありがとうございましたあああ!
そもそもリアさん僧侶を信じてアビスまでかばわなくてもいいという、単純な事実に気づかないマヌケはマメミムだったらしい。隙がでかすぎる会心必中してブラッドウェーブ食らうとか、覇軍から逃げ遅れるとかミスをしながらも、時間切れになるとは思わず負けなければ勝てると思いながら戦うことができた。片手剣戦士は紅2人討伐のアタッカーができる火力がある。それを証明できたのもリアさんのおかげだろう。
あらためてありがとうございまして、ご本人に許可をいただいて記念撮影と、
この話を聞いたリクオイズフレンドの感想。
「凱歌のあとに会心必中したほうがいいぞ」
正論をいうやつは好かれないぞ!