たびたび主張しているように、マメミムの本職は魔法使いと占い師とパラディンで、僧侶はあくまでも酒場サポ専用に特化した高機動型マメミムだ。マメ僧侶に必要ないちばんの性能は「すばやさ」で、アスフェルド学園で学んだ行動間隔の短さでベホイムとかザオラルを飛ばすスタイルになっている。かいふく魔力なんて飾りなのだ。
魔界をうろついてるマメミムの現状で。
万魔の塔と不思議マトゥですばやさ735に到達すると、しばらくこれでアイスミルクを片手に酒場に放り込んでいたのだけれど、性能を下げずすばやさをもっと上げられないかと考える。で、上限Lvが130になっていろんな能力値が上昇した中でも、伸びが大きい最大HPが気になった。
自分で僧侶するなら敵の攻撃は避けるか防御すればいい。サポ僧侶をハイオシマイコンテンツには連れていかないだろうから、究極エビルプリーストあたりを目安にした耐久力はほしい。幻界王装備で竜のうろこがないからHP800+30くらいは欲しいだろうか。
ところでマメミムの前衛での本職はパラディンだ。HPをなるべく低くしておもさを上げたい職業だから、れをる玉は不要で風雷とか氷闇のおもさ付与をふだんは身につけている。レグナードやガルドドンは前者、レギルラッゾローガストとか魔犬レヲルパルドンには後者を装備する。炎光勾玉もおもさ付与で作っていたけれど、パラディンでは装備したことがないと気づく。
それなら勾玉をすばやさ付与にして僧侶で装備できないか。
最大値ならきようさすばやさ15上がるけど、れをる玉と交換するからHPすばやさ12で耐久力が下がりすぎないようにする。これで最大HP826すばやさ747になる。行動間隔重視するならレメディピアスもよいけれど、僧侶とパラディンには犬仮面がありがたいからこのまま装備する。ここまではいい。問題はこのあとだ。
震王ジュノーガ。
炎光勾玉を合成するにはコイツを倒さなければならぬ。合成エナジーは緩和されてるし、召喚符は錬金釜でつくれば安くすむ。身代わりコインとかもったいなくて使えない。にもかかわらずコイツはエンドボスクラスの極悪コンボを繰り広げる、ロスターとかサポ討伐での事故率屈指のボスなのだ。
マメ賢者とサポ旅芸天地&キラパンで挑む。本来、本気でコイツを倒すつもりならマメ盗賊一択だけど、迷宮巡回用に移動埋めアビスを装備している賢者&いつものサポメンを変えるのは勝ち負けでいけば負けだから(これがもう危険な発想)、このメンバーであのジュノーガに挑まなければならぬ。このために混乱耐性とか即死耐性を用意するのはもはや負け犬、英語でいえばルーサーだ(だからこれが危険な発想だって)。
そして阿鼻叫喚。
呪眼ボミエを狙ったキラパンがマグマの海の向こうで立ち往生。賢者がSHTを消すヒマもなく、せまくなったフィールドに響く王の絶叫がみんなをスタンさせて、すかさず大激震でサポ3人がかいめつする。さあパニックだ!
こうなれば蘇生戦に望みを託すのみ。呪速なんて積んでないザオリクでひっしこいて蘇生したところに50年に一度の当たり年ともいわれるほど無慈悲な絶叫から大激震の再コンボ。ふたたびサポ3人(ただしくは2人と1匹)がころされてもはやこれはプレイヤーへの精神攻撃だ。
めんどうな手間をかけないために挑んだはずが、よほどめんどうな事態になったけれど、10分近い攻防というか一方的な防戦の末にようやくジュノーガの巨体がどうと横倒しになる。この動物め。動物め!
もともと持ってた破片の山と、動物から狩った現物4つを合わせてヴェリナードへ。合成エナジー超過してたから王冠2つは確定で、残り1つをぎりぎり完成させたけど、ほんとうにぎりぎりだったのは勾玉のエナジーが10/10になっていることでもわかるだろう。
いらぬ苦労をした気もするけれど、これですばやさ747高機動型マメミムが完成した。ここまですばやさを上げる必要があるかといえば趣味の世界でしかないけれど、趣味の世界なんだから追求して悪いこともないだろう。いずれまだ見ぬ女神の木を目指して、シナリオをすすめようというモチベーションにもなるにちがいない。
とはいえこれは確信を持って断言するが、
震王ジュノーガつよさIVが出たら、ジェルザークがはげるくらい強いだろう。