魔法の迷宮に暮らしているマメミムといういきものがいる。最近では姉よりすぐれた妹なぞ存在しないミムメモといういきものもいる。テリーに会えば錬金石がもらえるし、トルネコがいればフラワー交換券をまきあげる。ミネアに遭遇すればかばんにカードをぶちこまれる。カンダタもたまには10000金くらいを包んでくれることもあるけど小ビンだったらすてちまう。
ボス攻略の基準はLv99ミムメモでも倒せること。
練習札ではさんざん負ける練習をするけれど、本番ではなるべく勝率100%がいい。いろいろためすくせに本番では安定重視、時間がかかってもいいから負けない戦いがマメ式だ。常闇聖守護者にあんまり行かないのは時間切れ=負けのルールがなじまないからで、アストルティア防衛軍みたいに時間切れ=勝利ならもうちょいやる気もあったろう。
デルメゼは盾がほしくて討伐したよ。
そして迷宮。なかなか導かれぬ者たちだけど、出現率は香水使用時に1/20回とも言われていて、感覚ではそんなものかなあと思わなくもない。カンダタだけ(がっかり感から)よく会う気もするけれど、20回迷宮をめぐればテリートルネコミネアの誰かに2回か3回ぶつかる印象だ。強いデュランメダルを常備するようになってから、やたらとテリーに会う気がするのは気のせいかもしれぬ。
真実を問いただすとテリーは視線をそらす。
そんなわけで、ミネアの出現率が高くなるとかばんがカードであふれだす。ナスとかプーもカードを配るからなおさらだ。とはいえマメ的には運命カードはフレさんと遊びにいくよい理由だから、奥手でシャイなボクにも人を誘う口実ができてありがたいということにしとけ。
前置きが長いよ!
つまり結界ズのカードをくれよと迷宮巡回していたら、究極エビとか老エビのカードばかりぶちこんできやがりましたミネアさんのおかげでマメミムはもちろんミムメモのかばんも圧迫されだした。どうせならアクセ未完成のフレさんをお誘いしようかなあと、広場を覗いては装備やステータスを確認する。あ、セレネさん邪教司祭未完成だインしてこられないかなーとか思いながらピラミッドに潜りつつ、お見かけしたらこれさいわいと
「急ぎではありませんがこんにちはー」
こんな経緯でお声がけ。もともとかばんを空けるのが目的で、気楽に戦えるように身代わりいれるけど基本的には負けないさくせんを用意する。先日は究極エビをいつものマホカンタ戦で倒したけれど、今回は老エビが相手でさてミムメモでどう攻略するかと考える。
というわけでメモスパとセレネさん天地、サポにマメ旅芸を連れていくことにした。アタッカーはキラパンで洗礼狙いもよいけれど、ネクさんまもを選んだのはもちろんイケメンだからで、たまにイケメン成分を補充するのは重要だ。
耐性やLvを揃えてチカラオシで勝つ手はミムメモにはできぬから、ここは無難にスティックスパを選択する。無敵防御で耐性不要、行動時祈りのあるベホイムがつよい単発ヒーラーだ。魔力覚醒はがしはサポの極竜だよりになるけれど、マホカンタが使えるから呪文火力の強化は敵にとってもモロハノケンになる。
スパは前衛に。壁というよりも、そもそも老エビの近接攻撃はこわくないしこの場所なら誰にでもベホイムやマホカンタが届く。孤立したヒーラーが念じボールのえじきになるのがやばい。そしてこれを防ぐいちばんの方法が
すかさず扇に持ち替えたセレネさんが花ふぶき。
ミムメモがスキャンダルを狙おうとしたタイミングで、すでに先んじていたセレネさんが幻惑を決めている。これで老エビがこちらに勝てる方法はほとんどゼロになる。あとは調子こいて油断しなければ負けることはない。つまりミムメモが調子こいて油断しなければ100%勝てるという寸法だ。
「幻惑させると楽ですよね」
なるべくなら勝率100%がいい。基本的には負けないさくせんを用意する。いちばんのポイントはそれを実現できるフレさんにお声がけをすることだなあと思わなくもない。必要なものは耐性でもLvでもなく、敵をこわがる緊張感と油断をしない慎重さのふたつではないかと思うのだが。
さすがの天地保険だなあとありがとうございます!