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ぬくぬくどり

マメミム

[マメミム]

キャラID
: IB818-138
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 138

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マメミムの冒険日誌

2025-04-28 19:28:01.0 テーマ:シナリオ・クエスト攻略

長文)時見の傀儡ドミネウス(Ver.4ねたばれ)

悪いことをしようとして悪いことをするやつなんてそうはいない。もしもいるとすればそれはフォステイルのような陰謀家か、そうでなければギスマイヤーのように邪悪の概念が存在しないきちがいだけだろう。たぶんほとんどのひとに悪いやつだと思われている、エテーネ王国第49代国王ドミネウスは彼なりの正義を信じて世界を滅亡から救おうとして果たせなかった悲劇の王だった。

47代ミレルドは30歳そこそこで存命のまま退位させられた。
48代ルザイオスはその弟で、兄にかわって長く国を治めた。
49代ドミネウスは弟に暗殺されるとその終わるところを知らずと記された。

それがエテーネの歴史である。伯父が失脚して父が王位につくと、幼いドミネウスは時渡りのチカラが弱い期待外れの王子として扱われた。彼が12歳になると弟パドレが生まれて誰もが彼に期待した。最強の時渡りにして人格高潔、文武両道のイケメンをもてはやさないひとは誰もいない。期待外れのドミネウスは父王にすら「パドレに王位を継がせようか」と言われるしまつだった。

弟への劣等感に苛まれていたドミネウスは、やがてそんな彼を心から愛してくれる市井の娘マイナと恋に落ちた。父はよい顔をしなかったけど、ドミネウスとマイナは結ばれてひとり娘のベルマが生まれた。たぶん彼の生涯で唯一しあわせだったこの数年は、マイナがじさつしてとうとつに終わる。彼女の指針書にはこう書かれていて、最後のページが黒く塗りつぶされていた。

「愛しい人と娘の将来を語れ。
 すべてはエテーネの未来のために」

ドミネウスは父王の陰謀を疑ったけど、やがて彼が王になり時見の箱に謁見すると、指針書は改ざんできぬもの、王はひとびとに嫌われてもなお時見の予言を伝えて世界を滅亡から回避するための存在なのだと知らされる。そんな新王ドミネウスは弟パドレに言わせれば「気難しいが心根は優しいひとだ。長年父の補佐を務めた兄上の手腕はファラスも知っているだろう」というもので、パドレが身内びいきをする性格には思えぬから厳しくとも無能ではなかった。

だから。

もしもドミネウスが彼が望むとおりにエテーネを滅亡から救っていたら、それは魔法生物により滅ぶ未来がベルマの活躍で回避されて、隕石により滅ぶ未来がメレアーデのチカラを得た時見の予知で回避されるというものだったろう。この未来を示されて、二人目の娘を手に入れるためにマイナはしななければならなかった。気難しいが心根は優しいドミネウスが、娘たちに愛情を注がないようにしたのも無理はない。世界を救うために彼は娘たちを利用しなければならぬ。愛する妻を亡くした彼は、これ以上誰も愛さなければ愛するものを失う苦しみにあうこともない。

時見の箱をもってしても、世界を救う予知を実現するにはチカラが足りぬ。時渡りのチカラを吸い上げたあとに人々を導くことができるのは、時渡りのチカラが弱いものだけだ。それができるのは人格高潔なパドレではなく、民衆からの非難も厭わぬドミネウスだ。すべてはエテーネの未来のために。そう信じていた彼は「彼女が登場すると時見の予知が見えなくなる」マメミムを倒そうとして返り討ちにあうと、黒衣の剣士に俗物とののしられて後ろから刺し殺された。

「パドレは洗脳されていたから仕方なかったのよ」
「かわいそうだからパドレを助けてあげて」

そのとおりだと思う。この俗物めとののしりながら実の兄を殺したのも、実の娘をころそうとして止めようとした従者を手にかけたのも、洗脳されていたのだからしかたない。まじめなエテーネの王族であればあるほど、時見の洗脳から逃れることはできぬ。娘をころそうとしたのも、娘に平手打ちをくらわせたのも洗脳されての悪業だ。サムワイズ・ギャムジーのように指針書を平然と手放すことができるマローネが特別だっただけで、世界を救うために指針書に洗脳されるのがまともで正しい人間なのだ。王都キィンベルで、指針書が示す未来を信じて誰よりもまじめに生きていたのは王ドミネウスと監督官ベルマの二人だけだった。

王をころしたパドレを処断しろというつもりはない。
ドミネウスの名誉を回復しろというつもりもない。

ただ、ドミネウスは彼と彼が愛した女性の娘がエテーネの未来を救うと信じていたのだと、たとえ歪んだ劣等感に苛まれた傀儡の王であったとしても、お前の父は妻と娘を愛していたという事実だけは伝えたい。マメミムの父がお前の父をさしころしたのだと、謝罪をするつもりもないが、その事実をマメミムは忘れない。

ドミネウスは気難しいが心根は優しいひとだった。
マメミムはそう思っていると伝えたい。

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