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とある占い師はかく語りき(スマートフォンでも閲覧可能です。)
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人間関係の悪化は日常のちょっとしたところから始まっています。その中で、よくある話として、チャットやメールを送ったのに、返信がない、無視されているという相談が非常に多いです。
いつも通りAさん(女性)が相方であるBさん(男性)に対して送ったチャットに対して返信がないことに不満を持って、私のところに相談に来ました。
たかだか、チャットと侮ることなかれ。特に女性は、「返信が遅い」、「返信してくれない」という問題を大きな問題ととらえています。それは、相手に対する不信感を増大させ、特に付き合って初めの時にBさんがまめにAさんに返信していると「最近メールの返信がない」「昔より冷たくなった」「ほかに仲の良い女性ができたのでは」など、どんどん悪い方向に持って行きがちです。
AさんはBさんに返信がないことを一度怒っても、その時はBさんも「わかった、わかった」と言ってくれるのですが、しばらくするとまた返信がないことがあり、その繰り返しだそうです。
話を聞いている限りでは、Aさんがチャット魔でたくさんのチャットをしているということではなさそうです。それでも返信しないから、Aさんは不満に思っているようです。
そういう方には、Bさんが消極的にチャットしない選択肢をしていることについて説明します。
「消極的にチャットをしない」とは、チャットに返信したときとしなかったときの被害を比較考慮して、しない方がいいと判断してあえてしないことです。これだけでは意味がわからない方もいると思いますので、説明します。
たとえば、パターン1として、BさんがAさんとの約束を破って待ち合わせに来なかったので、AさんからBさんに「なんでこなかったの!」とチャットするとします。この場合は、Bさんは自分の立場が悪いので、来なかった理由をチャットで返すことになるわけですが、このチャットにどんなことを書いても「言い訳」になり、Aさんからさらなるチャットが飛んできて、長いチャットでのケンカが始まることになります。つまり、Bさんにとっては、長々Aさんからのお説教が始まるわけです。どんなチャットをしても「言い訳」になるのであれば、「男は黙って」ではないですが、送らない方がいいと考えてもおかしくないと思いませんか。
次にパターン2です。Aさんが一緒にパーティー組もうとBさんにチャットを送ります。しかし、Bさんは別のフレンドから誘われててそっちを優先したいので、Aさんとパーティーを組むことができません。ちなみにBさんが相方よりフレンドを優先するのは、相方とはいつでもくめるけどフレンドとはなかなかパーティーを組む機会がないからだと私は想像しています。
このとき、Bさんは「無理だわごめん」とAさんに送ればさほど問題ないように感じますが、なぜかAさんに返信しません。なぜか。それは、AさんがBさんの「無理だわごめん」のチャットに対して「なんで?」というチャットを返す可能性が高いからです。それに対して「フレンドに誘われてて」と返せば、相方のAさんは「相方よりフレンド優先なの?」とかいわれるのでしょう。はっきりいってめんどくさいです。
さらに、Aさんからのチャットに対して返信しなければAさんとパーティーを組むことがない、つまり「組めない」と返信しなくても「組めない」という選択肢を選ぶことができます。返信をしないという選択肢をとってしまう要因です。
アストルティアの闇08に続く