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とある占い師はかく語りき(スマートフォンでも閲覧可能です。)
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いきなり「相方問題」と私が書いています。勘違いしてほしくないのですが、私は「相方」を作るなとか、「相方」になるなとか、「相方」という関係を否定したいわけではありません。むしろ、「相方」を通してたくさんの冒険者がつながり一緒にアストルティアの世界を楽しめることは良いことだと思います。事実、多くの「相方」が楽しく冒険をしていると思います。私のところに相方の問題として占いに来るのはそのうちの一部に過ぎません。
ごく一部が問題だからといって、すべてが否定されることはありません。私がこの相方問題をあえて6回に分けて書いているのは、私のところに来る相談者の多くが相方問題の相談に来るからです。単純に件数が多いからという理由もありますが、その内容も複雑かつ多彩で明確な解が見つからない問題です。ですから、どうしても分量が多くなりがちです。
さて、前回、「相方」というのは男女間の意識の差を利用してできている関係であることを書きました。「相方」という関係になった以上、そのことを認識してほしいのです。そして、この意識の差を埋め合わせていかないと、この意識の差がそのまま人間関係の問題として発展することになります。
人間関係の問題の多くは、人間相互間の意識の違いから生じると前回書きました。つまり、「相方」は、この人間相互間の意識の差を利用した関係である以上、その関係ができた時から人間関係の問題を内在していることになります。
そして、それがいつか爆発する時が来ます。同一の意識で付き合うことに合意した実世界の恋人同士でさえ、男女間の考え方の違いで多くの男女問題を抱えているのに、初めから意識が違う異性同士の関係がそれよりも多くの問題を抱えるのは当然のことだといえます。
長々「相方」について書いていきましたが、ここからは実際に起こった問題について書いて行きたいと思います。
相方関係の問題としては、主に以下の3つです。
1「相方がぞんざいに私を扱ってくる」
2「相方の拘束が厳しい」
3「相方がリアルに会いたいと言ってくる」
3つとも問題の原因は同じです。相方とどう付き合えばいいのかが整理されていないということです。もっと厳しい言い方をすれば、2人にとって「相方」とは何なのか、一致した見解がないことが原因です。
アストルティアの闇13に続く