レッズの冒険日誌

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とある占い師はかく語りき（スマートフォンでも閲覧可能です。）
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前回途中でした。私がなぜ「Ｂさんが実際に何時に寝て、何時に起きているか。」を知りたがっているのか、それが「長く付き合うのに、とても大切な情報なのか」説明しましょう。

ネットゲームというのは、一度オンしたらやることがいっぱいで、毎日の日課や、相方からの誘い、フレンドからの誘いとなかなかやめられないようにできています。

しかし、人間の体には限界があります。人間が健康でいるためにはある程度の睡眠時間は必要です。彼が「健康で」オンラインゲームをするためには、仕事に出かけるために朝起きる時間から６時間前か７時間前に寝る必要があります。

仕事に行く時間を変えることはできませんが、変えることができるのは「いつ寝るのか」、すなわち睡眠時間については本人の意志だけでその時間を決めることができます。したがって、オンラインゲームをやる時間の代償に一番初めに削られるのが睡眠時間です。

Ａさんが少しでもＢさんのことを考えているのならば、Ｂさんと末永く付き合っていきたいと考えているのならば、彼の寝なければならない時間を把握することが大事です。

私「なぜです、と言っている時点であなたは、まだ彼の本当の心を理解していません。では、逆に質問します。もし、彼が２時間しか寝てなかったらあなたは、どうしますか。」
Ａ「早く寝るようにいいます。」
私「はい。彼は何時間寝ているんでしょうか。気になりませんか？」
Ａ「！」
私「毎日一緒のあなたが知らないことがむしろ不思議です。あなたが彼と一緒にいられる時間、彼がオンラインゲームに毎日どのくらい時間やっても問題ないのか、つまり、あなたと彼が一緒にいられる時間の限界値を知りたくありませんか？」
ここで私はＡさんをたたみかけます。
私「あなたはひたすら、自分が彼をどのくらい一緒にいられるのか考えて行動していますよね。だから悩んで私のところに来た。それはあなたの優しさです。」
Ａ「はい。おっしゃるとおりです。」
私「あなたは見えない敵と戦っているのです。何時間彼といられるかも知らずに、何時間彼といるべきかを考えているのです。何分もつかわからない酸素ボンベで水中で息をしながら、どのくらい水中にいられるのかをあなたは考えているのです。一番初めにすべきことは、酸素ボンベが何分持つか知ることではありませんか？」
Ａ「私、間違っていたのでしょうか。」
私「間違っていません。あなたは優しいのです。でもときには厳しいことも必要です。私は頑固で理屈っぽくて、あなたみたいに優しくありません。だからこそ、あなたには見えないものが私には見えるのです。今日、あなたは、ここに来てよかったと思っていただけると思います。」

アストルティアの闇２０に続く