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とある占い師はかく語りき(スマートフォンでも閲覧可能です。)
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人間関係をつづる日誌と書いていて、この内容を書くのに抵抗がありますが、これも多くのアストルティアの冒険者が悩んでいることです。ただ、それを占いで解決しようとする人がいるとは思いませんでしたが。
占いでお断りする内容が大きくわけて2つあります。
一つは違法行為、例えば、生と死、病気と怪我は占うことは違法行為になります。それらは医者以外、診断できないことになっているからです。当然、人を殺そうと思っているんだけど殺しても良いか、みたいなのもお断りです。
そしてもう一つは、ギャンブルです。これは、違法行為のように社会的制約があってお断りしているわけではなくて、占い師自らの危険を回避するためです。ギャンブルは当たるか、当たらないかを占わないと意味がありません。
占いは、どうしても結果が抽象的に出るので、それが「当たり」なのかはずれなのか、はっきりしません。その結果、恨みを買うことが多く、身が持たないためです。
よくよく考えてみれば、占いでギャンブルが当たるのなら、みんな占い師はギャンブラーになります。目の前の人からサービス料をもらわなくても、食べていけるわけです。だから、占い師を業としてやっているということは、言い方を変えれば、ギャンブルに向いていないからです。
占いは博打だという方もいらっしゃいます。確かに、ランダムに表示された結果を使って占う卜術(ぼくじゅつ)と言われているものもあります。タロットもその一つです。どのタロットのカードがでるかは運だけであり、一種の博打です。
しかし、タロットの場合は、その出た結果と相談内容を結びつけるという作業が必要となります。この作業には一定の理論があり、それに加えて占い師のイマジネーションが加わります。占いは出た結果自体はランダムでも、相談者に伝える結果は、占い師の能力や考え方によって変わってきます。
つまり、同じカードが表示されても、相談内容によって、また占い師によって結果が変わると言うことです。ですから、私は、相談内容の的確な抽出に時間をかけて占いをしております。
アストルティアの闇24に続く