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フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ミラージュの冒険日誌

2013-09-08 22:49:19.0 2013-09-08 22:59:50.0テーマ:その他

なりきり冒険日誌~ガズバランの牙(1) ※配信クエネタバレ有

 山深きガートラント。岩山の上空をゆらりと雲が流れていく。夏も終わりとはいえ、まだ日中の日差しは厳しく、旅人たちは夕暮れの雲に涼をとりながら歩んでいる。
 その雲の仲間入りでもしようというのか、山中からもくもくと煙が上がる。無論、山火事などではない。ザマ烽火台。ガートラントの雄大な山中から、さらに天を向けて白い吐息を上げるこの灯台は、普段は大陸の風物詩に過ぎない。
 できることならば本来の役割を永遠に忘れ、そのまま景色の一部として溶け込んでいてほしかったが、それはかなわなかったようだ。
 世告げの姫が赤い狼煙を上げるとき、烽火台はアストルティア全土へ戦いのときを告げる伝令役となった。そして戦いは、今なお続いている。  そのようなご時世に、あえて狩りなどを催すのは、やはりガートラントの豊かさがさせることなのだろうか。質実剛健なグレンとはまた一味違うのがこの国である。魔法戦士として母国ヴェリナードからの親書を携えこの地を訪れた私も、グロスナー王主催のハンティングに巻き込まれる形となった。

 城下町で聞いたところによれば、かつてはガートラントでも生涯を修練に明け暮れるオーガの気質が残っており、娯楽目的でなく、鍛錬のための狩りが頻繁に催されていたという。が、グロスナー王の世子デルタニス王子が死亡する事故があって以来、徐々にその風潮も廃れていったとか……。
 世継ぎを失った王の胸中と、それをきっかけに変わっていった王国の在り方……グレンの者から言わせれば、享楽にふけり、オーガの誇りを失った生き方へと転向したことになる。が、一方でそれが豊かな国を作り上げたことも確かだ。
 歴史の流れは壮大で、個人の感傷など、ともすれば埋没してしまう。だがガートラントの歴史には、子を失ったグロスナー王の確かな悲しみが見え隠れする。
 この狩りも、そんな感情が催させた……などというのは少々うがちすぎだろうか。狩りのさなか、さりげなくそれに触れてみようかとも思ったのだが、残念ながら別行動となってしまい、その機会はなかった。

 そして狩りも終わろうかというその時、事件は起きた。
 ガズバランの牙。グロスナー王の政策を快く思わず、古きオーガの生き方を良しとする者たちが徒党を組んで作り上げた秘密結社、と彼らは名乗った。
 このハンティングも彼らの掲げる大義名分からすれば、オーガの王らしからぬ、軟弱な娯楽ということになるのだろう。
 だが、組織の大義名分と、それを利用して利を得ようとする者の思惑が合致するとは限らない。革命組織には必ずそれによって利益を得る援助者がおり、その意向によっては、最初に掲げた理想など口先だけの建前になってしまうことも珍しくない。崇高な理念に酔いしれて集まった短慮な者たちなどは、彼らにとって都合のよい手駒でしかないのだ。
 そして彼らが退散する直前に聞こえた謎の声……。黒幕は果たして何者か。
 口上を真に受ける前に、利害関係を洗ってみるべきかもしれない。我々ヴェリナードにとっても、友好国に革命など起こされてはたまらない。それこそ魔法戦士団の名折れである。
 
 私はヴェリナードに急使を飛ばすと、自身はこの地に残り、グロスナー王に調査の許可を求めた。だが国同士のやり取りとなれば、色々と手間がかかるものだ。即座に許可というわけにもいかない。
 一方、参謀マグナス殿の指示のもと、精強なオーガたちが調査を開始する。
 致し方なし。まずはガートラントご自慢のパラディン隊のお手並み拝見といこう。
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