目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 133

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

ミラージュの冒険日誌

2014-08-13 23:44:06.0 テーマ:その他

なりきり冒険日誌~とある魔法戦士の夏(1)

 浜辺を打つ波の音を、潮風が運んできた。
 太陽もご機嫌。このところ、ずっと上機嫌だ。よほど良いことでもあったのだろう。燦々と照り付ける日の光を浴びて、波もまた負けじと輝く。
 ああ、夏だ。夏が来たのだ。潮騒に交じって男女のはしゃぐ声が聞こえてくる。海開きだ。あの老人と名物監視員は今年も業務に励んでいるだろうか。
 そんな夏日和に私はといえば、凍えんばかりの悪寒に震え、ベッドでうずくまっていた。
 全身を湿った綿で包まれたような、まとわりつく疲労感。
 ぷにゃりと柔らかいものが私の額に触れる。これは肉球だ。猫魔道のニャルベルトが自分と私の額に手を……前脚というべきなのか?……当てて熱を測っていた。

「うん、風邪だニャ」

 ドクター・ニャルベルトはそう診断した。

「馬鹿は風邪ひかないはずなんニャけどなぁ」

 首をかしげる。

「まあ夏風邪は馬鹿がひくって言うしニャ」

 勝手な言葉が耳の周囲を飛び交うが、頭が痛くて反論の言葉も出てこない。火照った頭に猫の鳴き声が木霊する。
 まったく、厄介なことになったものだ。ため息と共に喉の奥から咳がこぼれた。

「なんか悪いもんでも食べたニャ?」

 猫はそんなことを言ったが、大体の原因は見当がついている。
 いらぬ気疲れ、悪い頭の使いすぎ。まさしく馬鹿がひく風邪である。
 きっかけは、我が魔法戦士団の補給部隊が、とある任務を立ち上げたことだった。
いいね! 18 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる