気がついたら6週連続で歌パフォを作成…
これが俗に言う沼にハマったというやつでしょうか。前回歌パフォを語ってからさらに3曲が追加されたので、ここでもう一度総括したいと思います。
⑥あれから… 4分49秒
歌パフォというより曲自体大きな実験だったケース。2019年の紅白歌合戦で賛否両論となったAI美空ひばりの歌唱ですが、個人的な意見では人間の感情を揺さぶる本当に素晴らしい曲だと思います。
もし美空ひばり本人が歌ったのなら文句なく不朽の名曲だったはず。
CGやAI歌唱に反対意見がある事が非常に惜しまれるので、それならばと全力でプクリポで演じてみました。
これを強いて実験パフォと言うなら
「笑いの民プクリポは泣きも生み出せるか?」
という実験だったかもしれません。
この時のパフォで手ごたえを掴んだ事が⑧の曲を演じる布石となりました。
⑦どんなときでも、ひとりじゃない 4分40秒
2年前の緊急事態宣言時に楽団がリモートで演奏した動画を使って、その様子を再現するリモートパフォ。そもそも歌パフォとはリモートでやるものなので
「歌パフォとはなにか?」
と、歌パフォの本質を問う一石を投じてみた形です。
私が歌パフォをしている時に観客の皆さんに楽器を演奏するしぐさを要求するというシンプルな実験でしたが、より積極的に参加してもらえる一体感が出たと思います。
⑧I'm always close to you 5分40秒
ついにこの魂の一曲をやる時がきてしまった…
岡崎律子さんの「遺作」とも言えるこの曲を歌パフォするのは、私にとっては実験ではなく大きな挑戦でした。
中途半端にやって失笑を買うような出来は絶対に許されない。
一定のレベルまで歌パフォを理解して、しぐさもある程度揃った今ようやく歌パフォを始めた時に
「いつか必ずやる!」
と目標にしていた曲に挑む覚悟ができました。
しかし曲の内容が非常に重いため、普通に歌パフォで楽しく盛り上がりに来ている人とは温度差が生まれてしまうかもしれない。
決して歌パフォイベントの最初にやるような曲でもない。
参加型歌パフォイベントの多くは予約制であり、曲順を自分で選ぶ事はできません。
できればこの曲はイベントの最後、後ろに演者が誰もいない時にやりたい。
そうなると私が一番贔屓にしているBar瑠璃でやる他はありませんでした。
もちろん私より歌パフォが上手い人しかいませんでしたが、オーナーのフミカさんに無理を言って大トリでやらせてもらうようにお願いしました。
実は1つ細かいミスがありましたが最後までやりきり、私が常々掲げている
「技術ではなく魂の歌パフォ」の一つの集大成となりました。
今回はちょっと軽々しく演じられない重い曲にし過ぎました。
その反動で次回作はとにかく明るい曲にしたいと思います!