私は普段体験版でアプデ後1ヶ月だけいつも利用券を買うのですが、今回はFF16にその期間をもっていかれてプレイベ主催どころではありませんでしたw
そこで利用券も最終日だし何か簡単なプレイベしたいな~と思って前々からやりたかった音楽バーを開催することにしました。
プレイベは主催の実績を積み重ねて信用を得ないとなかなか人が集まらないものなので、音楽イベント初開催の私だと全然来ないかな~まあそれだったら独演会でいいや(笑)と割り切っていたのですが、蓋を開けてみたらなかなかの人数が来場。
ルームの仲間やフレンド、初見の音楽好きの方々も多数集まってくれて感謝感激です。
私はこなつさんが開催していた音楽バー『おもち』が大好きだったので、ある程度システムを踏襲しつつ選曲は回数が少ない人を優先の挙手制という、よりカジュアルな方式にしてみました。
これは名乗り出る人が少なかったら私が何曲も弾けるぞ、という下心ありだったのですが(笑)予想以上に人が多く企み通りにいかずに良かったですw
イベント終わりには「次回の開催はいつですか!?」とか「明日仕事がなければ延長戦も参加したかった」などと熱い声が聞こえるぐらい好評だったので、このイベントはシリーズ化決定です。
私が知らなくて気に入った曲を弾いた人に贈られる
「とうこ賞(きんかい50個)」
はシラベさんに決定!おめでとうございます!
誰もが知ってるような名曲を入れてくれた方々も雑談が盛り上がったので感謝です。
それではここで私が弾いたピアノ曲を解説します。
1 ニコライ・カプースチン作曲
トッカティーナ
この曲はテレ朝の老舗音楽番組、題名のない音楽会で辻井伸行さんが弾いたのと、NHKのあさイチに出演した角野隼斗(かてぃん)さんが弾いた事で人気が急上昇。
直後にカプースチンのCDがかなり売れたのだとか。カプースチンはクラシックにジャズやロックの要素を取り入れた大作曲家。
もうずーっと昔からカプースチンを聴き続けている私としては嬉しいような、今薦めるとにわかと思われて恥ずかしいような複雑な気持ちですw
みなさんにはチャイコフスキー国際ピアノコンクールを優勝したドミトリー・マスレエフの主観視点による演奏動画を見てもらいました。
ピアノの天才になった気分が味わえたと思います。
というかこんな超人がいるような国はあまり刺激しない方がいいと誰か岸田首相に言ってくださいw
2 アストル・ピアソラ作曲
アレグロ・タンガービレ
出ました!私の18番ピアソラ。
私はピアソラおたくというほど色々CDを聴いてきましたが、その中でも3本の指に入るぐらい好きな曲です。
ピアソラはタンゴを「踊る」ものから「聴く」「演奏する」ものに変えた革命家であり破壊者と蔑まれる事もありました。
しかし出過ぎた杭は打たれないもので今やピアソラの音楽は世界中で愛されています。
数多くの大作曲家の先生として有名なナディア・ブーランジェ女史は若き日のピアソラに言いました。
「あなたの音楽は一体どこにあるの?」
一般ウケを狙い置きにいく曲を作るピアソラにもっと自分の個性を出せ、ルーツを活かせと諭したのです。タンゴの枠を超えた「ピアソラ」という音楽ジャンルはこうして誕生しました。
そしてピアソラはこんな言葉を残しました。
「私の音楽が200年後も聴かれ続けていると夢想することがある。私はその事を確信しているのだ」
私も本当にその通りになると思います。
3 すぎやまこういち作曲
木洩れ日の中で
誰かがドラクエの曲を入れたら、他の曲にするつもりでしたが誰もいなかったのでイベントの締めに選曲しました。
この曲はドラクエ6の町のテーマ曲ですが、ドラクエ10だとメルサンディの童話作家の外伝クエストをクリア後に流れたのが私は印象的でした。
なんというか日常の幸せの中にほんの少しだけ垣間見える儚さや切なさを感じられて、非常に深みがある曲だと思いますね。
ドラクエの町の音楽だと私は一番好きです。
この動画のドラクエジャズアレンジはどの曲もいいので、みなさん全部聴いてみてください。
正直イベントで聴く曲を『愛の旋律』にしようか迷いました。
ドラクエ5の結婚前夜で流れるこの曲をBGMにみんな語りたい事があったと思います。
イベント時間内では全15曲。
1時間延長して居残った人から7曲がリクエストされました。
コメント欄に全てのピアノ曲の検索ワードを掲載しておくので、もう一度聴きたい人はぜひ活用してください。