今回はLove Solfege(ラブ・ソルフェージュ)関連の音楽で4曲揃えました。
ある日、youtube先輩が
「お前こんなん好きだろ?まあ聴いてみな」
と勝手に薦めてきたので騙されたと思って聴いてみたらこれが私の好みにどストライクの音楽でした(笑)Love Solfegeはオーギュスト棒こと松本慎一郎氏中心の音楽ユニットです。
スマホ向け乙女ゲームやノベルゲームなどに数多く楽曲提供をしているようですね。
というわけで正直あまり詳しくなく、いつにも増して中身のない解説なのでダンスでごまかした形ですw
1 La Tempesta
タイトルの意味はイタリア語で「嵐」。
テンペストといえばシェイクスピアの戯曲を元にしたとされるベートーヴェンのピアノソナタ第17番が有名ですが、この曲は現代的な美しい歌曲ですね~
どこかシューベルトの魔王も連想させます。
(それぐらいしかクラシックの歌曲は知らないw)
ソルフェージュとは音楽の基礎訓練の事らしいですがLove Solfegeのユニット名はクラシック音楽などの基礎を大事にするという意味を込めているようです。
不敵な笑みを浮かべる歌手の背中には悪魔の翼の骨が垣間見え、オーケストラの楽団員は骸骨の顔をしています。
Love Solfege関連の動画はイラストからも想像力を掻き立ててくれる作品が非常に多く、このような乙女チックかつダークな世界観が特色だと思います。
今回はピアノバージョンでしたが、ドラム音が軽快な戦闘曲風のバージョンも同じ検索ワードで出てくるのでぜひそちらも聴いてみてください。
2 To Exceed
この曲の動画はイラストがないですが、私のイメージに合っていたのでソウルキャリバーのソフィーティアのコスに着替えて演じました。
タイトルの意味は翻訳すると「超えるために」。
誰しも時には自分の中に大きな壁を感じて、立ち止まる事もあるかと思います。
もがきさまよいながら光を求めて手を伸ばす。
そんな生みの苦しみをイメージする曲です。
屈屈伸(くつくつしん)という言葉があります。
かがんでかがんで反動で人は大きく成長するという、囲碁棋士の藤沢秀行氏が弟子に伝えた教えです。
皆様もなにか困難につまづいたときはその経験が成長の糧となると信じて挑み続けてください。
3 Carnation
イベントの最後に今回私が最もお薦めしたい一曲をもってきました。
これは韓国発の音ゲーに提供された曲との事で、ピアノ演奏のみのゲームの音楽としては珍しく520万回以上も再生されています。
しかしその再生回数も納得できる控えめに言って神曲ですw
私が知らなくて誰かがこの曲を演奏してたら問答無用でとうこ賞確定でした。
カーネーションはキリストが処刑された時に聖母マリアの涙から生まれた花とされます。
花言葉は「無垢で深い愛」です。
動画のイラストに描かれる若く美しき乙女のダンスの相手は骸骨姿の悪魔。
無垢で深い愛は生と死、人間と悪魔の壁を超えるという事なのでしょうか?
しかしどう考えてもハッピーエンドは望めないイラストですね。
儚くも美しいこの退廃的な世界観は麻薬のような危険性を秘めているので、あまり深入りし過ぎないようにご注意を(笑)
今回はサムネイルのイラストをコスで再現したかったのでこの動画にしましたが
「神曲過ぎて2分35秒じゃ短いよ~」
と思った方はもう少し長いバージョンもあります。
「セーブデータとほうき星」や「incarnation」でも検索してみてください。
4 「Requiem」より IKOVE
延長会で深夜1時まで残ってくれたみなさんの子守歌となるような心休まる曲を最後に演奏しました。
レクイエムとはラテン語で「安息を」。
キリスト教カトリック教会のミサの事を指します。
心に鳴り響き染み込んでいくピアノの音色とまるで詩を吟じるかのような透き通った歌声。
本当に一切の無駄がない美しい音楽です。
私は寝る前によくこの曲を聴いています。
ちなみにこの曲をどこかで歌パフォしようと思ってコスまで作ってありましたが、静か過ぎてまとめるのが難しいので断念していました。
完全にお蔵入りする事なくこのイベントで発表できて本当に良かったです。