今回はハロウィン特別コスプレデーで4曲キャラコスで演奏しました。
私は最近のアニメはあまり知りませんが、以前は相当観ていたのでやや古い作品ばかりですが今も色褪せない名曲を厳選したつもりです。
1 この空と大地の出会う場所
『魔法遣いに大切なこと』というアニメのBGMです。
アニメ自体は若干マイナーかもしれませんが、この曲はTVの旅番組などでよく使われる事が多く、まさに名曲!といえるものです。
作曲者は希代のメロディメーカー羽毛田丈文(はけたたけふみ)。
以前このプレイベでも選曲されたFF10の人気曲
『ザナルカンドにて』の編曲も手がけました。
1分23秒からは久石譲のSummerとよく似ていますね~
私に専門的な事はわかりませんが夏をイメージしたピアノ曲には外せない表現方法なのだと思います。
2分10秒あたりでは子供達の歌声が聴こえ始めて楽しかった夏休みの郷愁を誘います。
もう秋なので夏に弾いておきたい曲でしたね~
2 そらのむこう Platina Jazz
DAI氏作曲による『ひぐらしのなく頃に』ゲームエンディング曲のジャズアレンジ版です。
編曲はスウェーデン出身のジャズピアニスト、ラスマス・フェイバー。
この方は日本のアニメに造詣が深く、プラチナ・ジャズのアルバムシリーズでは有名なアニソンはほとんどカバーしています。
プラチナ・ジャズから他にもお薦めしたい曲は多かったですが、私が竜宮レナのコスを常にマイコーデに入れている事もあり今回は特にピアノが印象的なこの曲を選びました。
3 プラチナ 神曲Jazz
イベントの最後に私個人的に歴代最高のアニソンをピアノで演奏しました。
私の人生に計り知れない影響を与えたアニメ、カードキャプターさくら第2期オープニング曲です。
作曲者は言わずと知れた菅野よう子さん。
恐れ多くて私などでは歌パフォできないほど特別な1曲なのでこういう形で紹介する事にしました(笑)
カードキャプターさくらは子供向けアニメと敬遠する人もいそうですが(特に第1期はその傾向が強い)毎回変わるさくらちゃんの衣装や細部までこだわりを感じる友枝町の舞台設定など大人の鑑賞にも十分耐えうるクオリティがあります。
登場人物のほとんどは多かれ少なかれ困難な恋愛をしていて、性別、年齢、国籍、種族などを越えて愛を貫けるかという高度なテーマを全編で内包しています。「信じる、それだけでこえられないものはない」
「思いが全てを変えてゆくよ」
といった力強い歌詞が背中を押してくれているように思えます。
私のコスは主人公のさくらちゃんではなく、あえて一番のお友達の知世ちゃんにしました。
声優の岩男潤子さんは実際に確かな歌唱力があり、歌が上手という知世ちゃんの設定に説得力をもたせています。
大人になり改めてカードキャプターさくらを振り返ると、知世ちゃんの人間力の高さがよくわかります。
イベント内では知世ちゃんの名セリフをしぐさを交えて再現しました。
「私は…大好きな方が私と両想いになるより幸せな事があるなら、すっとそのままでいて欲しいですわ。私には大好きな人が幸せでいてくださる事が一番の幸せなんです」
人類みんなが知世ちゃんのように相手の幸せを最優先で考える事ができたら、世界中の犯罪や争いは全てなくなるでしょうね。
4 そらのテーマ カレイドスター
延長会の最後に告知で写真を出していたこの曲を演奏しました。
作曲はドラマ劇伴も数多く手掛ける実力派の作曲家、窪田ミナ。
アニメの仕事では佐藤順一監督とのコンビでカレイドスターに続いてARIAの音楽にも参加しました。
これを聴けばカレイドスターがどんな作品か一発でわかる「すごい」曲です。
序盤は夢と希望に満ち溢れる能天気な主人公、苗木野そらの明るさを表現しています。
でもそれだけじゃ世の中渡っていけないぞと1分12秒過ぎから試練の時が訪れます。
下手なスポ根ものより全然熱いこのアニメ。
2分33秒ぐらいで落ち込むのをやめて、努力とド根性の浪花節的展開で全て乗り切り3分50秒あたりで美しい大団円を迎えます。
もうカレイドスターの内容そのままの音楽です(笑)
夕方の放送時間が悪かったのか、レンタルでもあまり置かれていないからなのか観ていた人が本当に少ないですが、大傑作である事は間違いないので常にお薦めしたいアニメですね~