1 Super sonic 4:45
fox capture plan
fox capture planはそれぞれ別のバンドのメンバーが集まって2010年に結成した現代版ジャズロックバンドです。
私のコスはピアノの岸本亮さんをイメージしていました。
フジロックや東京JAZZに何度も出演し、劇伴音楽を担当することも増えているようですね。
有名作だとドラマではコンフィデンスマンJP、アニメは現在映画公開中の青春ブタ野郎シリーズなど幅広い方面に楽曲を提供しています。
音楽性はキャッチーでカッコ良く聴きやすい。
この曲で言うと締めのメロディーがどこか千本桜やYOASOBIのアイドルと似ていますよね。
私に専門的な事はわかりませんが、日本人が好む進行を意識して作っているのだろうなと感じました。
2 Session for the birds 4:52
ああああ
ああああさんの曲は以前第3回酒場ピアノで
『Carnation』を弾きましたがこの曲もお薦めです。
曲のイメージ的に夏場に弾きたかったですが、今の時期でも渡り鳥の群れを時々見かけるのでアリといえばアリですね。
1:20で曲の流れが変わり疾走感を増していきます。
同じ鳥をテーマにした曲でも哀愁を帯びた『おおぞらをとぶ』(DQ3)とはまた違って、この曲はアクロバット飛行のように無邪気に空を飛び回る爽快なイメージですね。
この素晴らしい曲がなんとフリー素材との事で、作者に許可を得れば個人制作のゲームのBGMなどに使う事ができるみたいですよ♪
3 Dancando No Paraiso 14:49
上原ひろみ
CD音源なら7分で終わるところをあえて長い14分の動画にしたのは百聞(聴)は一見にしかずというぐらいこの方のライブパフォーマンスがもの凄いからです。
日本を代表するジャズピアニスト上原ひろみ。
6歳からクラシックピアノを始めたものの、ピアノの先生の家でジャズのレコードを聴いているうちに
「私こっちの方がやりたい!」と傾倒し始めます。
米国の名門バークリー音楽院を首席で卒業し、この曲が収録されたデビューアルバム
『アナザー・マインド』
で第18回日本ゴールドディスク大賞のジャズアルバム オブ・ザ・イヤーを受賞。
現在に至るまで第一線で活躍し続けている日本が世界に誇るピアノモンスターです。
しかしこんな楽しそうにピアノを弾く人他にいませんよね(ハラミちゃんぐらい?w)。
ピアノを大勢の前で弾ける喜びを全身で表現しています。
最後は歌い出したりグーパンチで鍵盤を叩く奏法でハチャメチャに見えますが音は全く乱れてない。
私がジスモンチ特集の回で話した「洗練された野性」ですね。
いやホント私はこの人みたいになりたかったw
気分だけでも天才ピアニストになりきりたいと、酒場ピアノのプレイベをやっているところはあります。
4 フレイム ベルリンコンサート 5:39
中村天平
一見「えっ、この人ピアノ弾くの?」と思うような男らしい風貌の中村天平さんですが、超絶技巧を活かす美しい曲を数多く作り、世界を股にかけて活躍する放浪のピアニストです。
さきほどの上原ひろみさんとはまた違った感じで職人的に淡々と弾くのもカッコ良いですね。
本人は世代的に野球のイチロー選手を尊敬していたようで、コツコツとヒットを量産してもクールな表情を崩さなかったその姿を見習っているのだと思います。
さて中村天平さんの1stアルバム1曲目に収録されているこの曲。
タイトルの『フレイム』は炎や情熱を意味します。
今年もあとわずか。
寒い冬が訪れましたが、来年も心を燃やし続けましょう!
という事で2023年の酒場ピアノは終了しました。