さてここからは合格者5名の解説です。
ルームでは斬新な発想のパフォでみんなを楽しませてくれるぷるちゃん。
たぶん私が一番ファンだと思いますw
今回は2アカを使って「ごめんね~」で有名なネコ動画を再現してくれました。
笑えるというより微笑ましいネタで1本目は惜しくも落選でしたが、2本目でネコ側の(人間ちょろいな)という本音が垣間見えるのが面白かったです。
第1回大会優勝者のエルちゃん(エルマー)は今回はネタが思いつかないので見学すると言っていましたが1本だけ披露してくれました。
内容はスーパーマリオ64の有名な裏技ケツワープを再現したもので、多少マニアックかなと思いつつも私は一応ネタがわかったので合格です。
ドワーフマリオのなんとも言えない虚無な表情だけですでに面白いですからねw
さすがは元チャンピオンと言うべきなりきり力と発想力でした。
第3位に入ったのはミズアクアさん。
お笑い芸人ゴー☆ジャスのコスプレでネタのクオリティまで完全再現。
『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』を毎週欠かさず観て育った私は感動すら覚えますw
地名ネタは先が読みやすいので不合格も多かったですが、先制パンチで「ソーラリア!」を繰り出した時とスタンシアラと言いそうで「そんなガタラ!」と言ったのは面白かったですね。
ガタラの方のネタは笑いのジャンルを私が聞いた時に「裏切り」と言って警戒させなければ完璧でした。
不合格にもめげずに何度も何度も参加してくれたド根性も加味しての入賞です。
少し脱線して語りますが私はお笑いの本質は「常識を裏切る事」だと思っています。
バカリズムや千原ジュニア、麒麟・川島明などが大喜利に強いのも圧倒的な常識人だからそれを裏切る術を知っているのです。
面白い人になりたければ、奇抜な恰好や突飛な行動をするよりも「普通」を知るのが近道です。
第2位は前回3位から1つ上がってタムタムさん。
このイベントのために協賛金300万ゴールドも出してくれたのですが、自力で80万ゴールド回収するのは凄いです。
ヤムチャが死ぬネタバレ次回予告やオスカルの姿でサザエさんのブラックな次回予告と安定した面白さ。
しかしチャオズもそうですがドラゴンボールで死ぬキャラのネタは反則的ですねw
本来悲しい場面なのだろうけど、結局シェンロンで生き返れるためか笑ってしまうw
国民的人気アニメでネタがわかりやすく、3本中3本合格と滑り知らずでした。
そして優勝は私一推しの天才芸人ぐりちゃん!
第1回大会は2位、第2回大会は開催を忘れていて不参加w 今回でついに優勝です。
ええ、贔屓と言われても仕方ないぐらい私はぐりちゃんの大ファンなんです。
しかしそれと審査は別でちゃんと不合格も出しましたよ?w
オグリキャップとタマモクロスのコントはほのぼのとしていてずーっと見ていたかったですが、オチが若干弱かったのとウマ娘を知らない人への配慮が欲しかったです。
あのネタはプクリポウマ娘集会の時に3~4分ぐらいの尺でやるのが適していると思います。
ぐりちゃんの真骨頂は練られたコントよりも、誰も思いつかないような発想の一発ギャグにあります。
木の葉がくれのしぐさを使用して
「お風呂の水を抜いた時の水流」と言った時は
(これこれ!これぞぐりちゃんワールド!w)
と興奮してしまいました。
続いて「世にも珍しい鳩の火縄くぐり」や「無風の時の風車」など私のツボを的確に付いてくるw
私のような頭でっかちのお笑い好きと違って、ぐりちゃんは感覚的に何が面白い事なのかわかっている。
さらにミズアクアさんのゴー☆ジャスネタや、エルちゃんのマリオネタを天丼的に被せる芸の幅も見せてくれました。
しぐさを駆使した一発芸は「まるで鏡のような水面に雨の雫が一滴落ちる音」が代表的なネタのゆんぼだんぷに通じるものがあります。
1分間という時間の中で本物のお笑い芸人に全く引けを取らない笑いを届けてくれたので文句なしの優勝でした。
総括に入ります。
身内感の強い参加メンバーとなりましたが、今回も結果的に素晴らしい大会になりましたね~
私も楽しかったですが、見学者の方々も楽しんでいただけたと思います。
しかしぐりちゃんとミズアクアさんが今回参加しなかったらと思うと恐ろしいですねw
イベント予定時間をほとんど使い切らずに終わってしまった事でしょう。
全33ネタ中ぐりちゃんは10ネタ、ミズアクアさんは8ネタと2人で半分以上を占めました。
2人への依存度が高すぎるこの感じで今後も続けるのは不安しかないので、スタンシアラ女王主催お笑い賞レースは今回で最後となります。
みなさんご来場ありがとうございました!
これからもパノンの精神を忘れずに世の中を明るくしていきましょう!