花が沢山、咲いた場所にお墓がたっており、二人の人物が両膝をついて祈ってる
夢花「…ごめんね…ごめん…ね…助けてあげれなくて…」
(嗚咽をこぼしつつ言う)
花歩「そんな顔、あの子は望んでいないよ」
(寂しそうに言う)
墓の名前を見るとこう書かれている「ネラリア・リーフ」と。
夢花「分かってる…けど…アス君と約束した…ネラを守ってやるんだって…」
花歩「お姉ちゃん……」
夢花「誰に見送られたのだろう…ね…」
花歩「分からない…」
夢花は二枚のぐちゃぐちゃになった紙を取りだし、そっと開ける。
一枚目の紙には、今までに出会った人達の顔が描かれているが、歪んでたりしている。恐らく、目が見えなくなってから描いたものだろう。涙の跡も残されている。
二枚目は、最近の出来事だろうか、文字が歪んでるが書かれている。
ネラね、幸せだったんだよ。ドラムお姉ちゃんやウルフが保護してくれた時…ネラの事、すっごく面倒みてくれたから。ネラは散々、二人を振り回したけど…理由があったの。目が見えなくなる前に色々な世界を目に焼き付けたかった。ドラムお姉ちゃんの顔もウルフの顔も目に焼き付けたかった。怒ってる顔も全部…。でも、そんな事、言うの怖かったのだって…信じてくれるか分からなかったから。幸せを感じれたから…それでよかった
アストラルお兄ちゃんを一人にしちゃったけど…大丈夫…かな?ネラももっと生きたかった…けど、どうしたらいいのか分からなくて…。ただ…気を失う前にふと思ったんだ。ドラムお姉ちゃんやウルフを苦しめてたのはネラだったんだって。だから…これで良かったのかなって…結局はネラは邪魔な存在だったんだって。ごめん…なさい…
最後のごめんなさいの所が涙の跡でぐちゃぐちゃになってる。
夢花「そんな事…なかったのに…邪魔な存在だったら…ネラちゃんの事を消してたはすだ…」
花歩「それもそうだね…」
【ここからは中の人】
はい、という訳で、病の進行が早まり、息を引き取ったのですが…ネラちゃんは図書館の司書(フレのRPキャラ)に見送られ、光に包まれ消えました。
ですが、生まれ変わりはあるんだよ。
姿見は完成してるんで、近い内に作ります。
面影は結構残してるし、記憶もありますが、多少、記憶障害になってる部分もあるとおもう。名前と容姿が変わるだけ。
アス君は治り、夢花達の組織で仕事を手伝っていますわ。
連続投稿になるかな…?