【描かれた風景】イメージイラストだった絵画(3)
同じシリーズが続いてすみません。今回も場所不明だった絵画について「アストルティア創世記」でわかった情報を載せたいと思います。

ドラクロン山地としか思えない絵画です。山腹の霧が実際にはないので最初からあやしいと思ってはいましたが、念のためさんざん探しまわりましたよ。ですが同じ風景の場所はありませんでした。
本のp364にあるイメージイラストがこの絵画と同じものでした。

この絵は絵の上の方に飛龍らしきものが飛んでいるのでドラクロン山地か?いやマデ島か?と悩んでいたものです。
この絵画と同じ絵は、本にはありませんでした。が、ヒントとなるイラストがp350に載っていました。それでわかりましたよ♪
これは、ダーマ神殿です。
岩山の中腹にある白と水色の部分、あれがダーマ神殿です。そこからほそい階段が地上にのびています。山肌には幾筋もの滝が。本の初期案のイラストは神殿のある岩が空中に浮いているものでした。上の絵画もみようによっては神殿が宙に浮いているように見えます。初期案では飛龍も飛んでいました。実際とはまったく違う様子ですよね。これではさすがに子供たちが毎日お祈りには行けないだろう…。

グランドタイタス号の絵画で唯一、場所を見つけられなかった絵画です。
p283を見るとグランドタイタス号のすべての絵画が紹介されています。全部で8種類あり、これ以外の絵画については私が推定した場所が正しかったことがわかりました。
では、この絵画はどこなのかというと、「オーグリード大陸・雪山」と書いてありました。えっ、ちょっと待ってよ、他の絵にはちゃんと「グレン領東」とかエリア名が書いてあるのに、これだけなんで大陸名しかかいてないの?
けれども、オーグリード大陸のどこかということはわかりましたので、もういちど探してみようと思います。宿題ですねこれは。
最後に、今回あらためて絵画を撮影にでかけた時、これまで見逃していたものを見つけましたので、ここでご紹介します。

ヴェリナード城の大使室で見つけました。地図です。
でもこの地図、ヘンです。どこの地図なんでしょう。。。
…あ、見えた。
わかりました。
この地図は、アストルティア六大陸地図だと思います。
レンドアとラッカランにあたる島が見えるでしょう?それを手がかりに見ていくとわかってきます。
左上は、ガートランド城に飾られている大きなオーグリード大陸の初期案地図とほぼおなじ形。
エルトナとドワチャッカは少し形が違い、くっつきそうなくらい近づいています。
そしてレンダーシア大陸は4つの部分に別れ、プクランドとウェナと地続きになっています。開発初期はレンダーシアは独立していなかったのですね。
以上で今回の【描かれた風景】は終わりです。
雪山の場所が特定できたらまたご報告したいと思います。