第3回の解説は壁とタゲ下がりについての効果の説明です。
壁(干渉)とタゲ下がりは調べれば散々出てくる話題ですが、中級者になるほどやり方の誤認と効果を見下す人が多いので私なりの考えをまとめます
【1】原理
敵がタゲ役(敵に攻撃される人)を追いかける時、誰かが間に入り壁になると、敵は移動妨害を受けてタゲ役をゆっくりと追いかけます。
このとき移動妨害を担う人を壁役、タゲ役が壁役の後ろに立ち、敵を引っ張ることをタゲ下がりと言います。
タゲ下がりによって移動妨害(相撲)の時間が一定値を超えてから攻撃を貰うと、次に即座に押し合い反撃をします。引っ張りすぎると敵が行動キャンセルをして即座に押し合い反撃を仕掛けますが、こちらを(ターン)エンド行動と呼びます。
【2】壁の効果
壁(タゲ下がり)によって次の結果が得られます
①敵が8~15秒の間攻撃をしてこない
②次の行動が押し合い反撃になる
単純にこれだけです。この2つがバトルの全てを操作できるほど大きな意味を持ちます
【3】壁の重要性
『①敵が攻撃してこない』ことで敵が1ターン行動する間に味方4人は最低2~3ターン以上行動できるようになります。そのメリットが以下の通り
(1)前衛は好きなだけ攻撃できる
敵が14秒の間無防備に歩き続けるのですから火力職はこの間に攻撃を隙間なく入れられるチャンスです
1人が囮になる間に他2~3人が安全に攻撃できれば大幅な削りが期待できます
(2)バフ更新が安全にできる
HPリンクや聖なる祈り、フバーハなどのバフ更新を安全に行えます
強敵ボスの攻撃を耐えるには補助バフ前提で耐えたり回復したりするものだらけです
そのバフを更新するには敵が攻撃してこない(誰もHPが減らない)時間がなければ不可能です
(3)回復や蘇生が確実に遂行できる
誰か1人が死んだ場合でも壁とタゲ下がりで2人が時間稼ぎをする間に、残りの人が回復や蘇生をできます。
葉っぱの詠唱に4秒かかろうとも14秒時間を稼ぐ間なら絶対できます。誰かが死んだら残っている人で必ず壁とタゲ下がりをしましょう
『②次の行動が押し合い反撃になる』と、敵が反撃行動の特技からほぼ2択で攻撃を繰り出すようになります
大抵は周囲に即死級の範囲攻撃-ターコイズブラスト、紅蓮の熱波、カタストロフなど―を使ってきます。
押し合い反撃をした後はやや長めの硬直時間が発生するため、これにより
(4)反撃を避けた後は攻撃を差し込める
(5)反撃を避けている間にバフ更新・回復・蘇生ができる
といったボーナスターンが追加で発生します。稀に壁役を指定した攻撃が来る場合もありますが、その場合はタゲ役に回復または蘇生を入れることで壁とタゲ下がりの状況をイーブンに戻せます
【4】結論
壁とは誰か1人がタゲ下がりで時間を稼ぐ間に全員が3ターン以上自由に行動できる時間を確保することです。
壁をせずに敵と味方の行動時間が1ターン:1ターンの関係が続けば祈りやフバーハ等の補助が切れてPTは全滅に繋がります。
蘇生をしたい時に敵に行動を続けさせすぎて蘇生に行けないのであればPT全体の立て直しや火力は大きく失われます。
また、敵がいつどんな即死範囲をしてくるか分からないので様子見をしながら殴らなければなりません
隙間なく行動して攻撃したいのに様子見しながら攻撃していてはPT全体の火力は伸びません。だったら誰か1人が時間を稼ぐ間に他3人が殴り放題できる時間を確保したほうがPT全体の火力は大きく伸ばせます。
個人プレイを徹底すれば火力を出していると思い込んでいる人達が多くいます。大砲居座り型海賊とか、タゲ下がりしているさぽまもやサファイアボムに被弾した人がいるのにずっと前で殴っている前まもとかのことです。
個人プレイを続けても火力は伸ばせませんし、下手したら秒で全滅する危険性だってあります
個人の火力を稼ぐよりもPT全体の火力を稼いだほうがはるかに討伐スピードは速くなります。PT全体の安全確保にもつながるため続く事故も減ります
おまけに『確実に』『最短で』『PTの立て直し(蘇生)ができる』手段ですので、壁をするだけで立て直しにお祈り要素が消えるのも重要です。
安全に不安なく戦うための動き方が壁とタゲ下がりを徹底することですので、危険を感じたら常に壁もしくはタゲ下がりをする癖を付けて『PT全体の幸福』を目指しましょう
壁とタゲ下がりのやり方は第4回で解説します