アストルティアのとある場所。
リュウ「お願いしやすよ、主」
コイツはリュウ。
某格闘家の名前を冠に抱いた、俺の仲間モンスターである。
がんだい「しかしお前ばかり連れていく訳には・・」
リュウ「主の育てている他のモンスター連中に比べたら、あっしはまだ新参者ですがね・・」
がんだい「ああ、その通り。お前はまだ実践に耐えられるようなレベルじゃない」
リュウ「そう・・だからこそ主にはあっしを鍛える義務がある・・」
がんだい「だからお前ばかりにかまけている訳には・・」
リュウ「いいんですかねぇ・・主が今度のあるある川柳に出そうと思っているネタを、今ここでバラしても・・」
がんだい「っ!・・何故それをお前が・・」
リュウ「クク・・あっしは知ってやすよ?主がそのネタをいずれ日誌でお披露目しようと色々と考えていることも・・」
コイツ・・俺の隠していたネタを今バラすつもりか?
リュウ「日誌を毎日書いている主の事だ・・その日その日のネタはいつも大事にしていることくらい、あっしにだって解りやす」
そう・・俺は毎日日誌を書いているが故に、数多のイベントや出来事を常にネタにしようと考えている、コイツはそれを早めにバラすというのだ。
がんだい「・・待て、俺にとっては死活問題なんだ。ネタを早々にバラされたら日誌のネタが枯渇してしまう」
リュウ「あっしには関係ありやせんね。あっしは主の元に来れば魔界の連中にも引けを取らないモンスターになれると思ってやってきたんですからね。それ以外の事なんて、知った事じゃありやせんぜ」
がんだい「・・解った。これからはチムクエや色んな日課などにお前を連れていく事にして、お前の成長を優先しよう」
リュウ「フッ・・最初から素直にそう言っていただけりゃ、あっしも余計な事は言いやせん。それじゃこれからもよろしくお願いしやすよ・・主」
こうして、俺は仲間モンスターであるコイツを、これから重点的に成長させていくという密約を交わした。
・・だが、もしコイツが俺の日誌のネタを握ってこれからも俺を利用しようと言うのであれば・・その時はいっそ・・!
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最近はチムクエとか日課とかで、たくさん集めた仲間モンスターを色々鍛えていこうと頑張っております・・というネタしかない日誌を盛り上げようと暴走した図。