アストルティアのとある場所。
コーディ「マスター、サイキンハイッタシンイリ、ヤタラトツレマワシテイルガ、フコウヘイデハナイカ?」
とある横スクロールアクションゲームの主人公と同じ名前を冠した俺の仲間モンスターであるコーディが、俺に言う。
がんだい「お前もたまに連れて行ってやってるんだがな」
コーディ「シカシ、アノ・・リュウトイッタカ?マスターノヨビダシガコノトコロオオスギルキガスルガ」
がんだい「・・そんなことは・・」
コーディ「マスター、ヤツニナニカオドサレテイルノカ?」
がんだい「っ!!・・そんな事はない」
コーディ「ソウカ・・ダガモシヤツガマスターノコトヲコマラセルコトガアッタラ・・ソノトキハチカラニナルゾ」
・・俺は、コイツの忠義心に嬉しさを覚えたが、それでもこの事は皆に知られる訳にはいかない。
がんだい「すまんな、連れて行く機会が減ったと思うのなら、善処しよう」
コーディ「・・ワカッタ、マスター」
そうして去りゆくコーディの後ろ姿を見ながら、俺はやりきれない想いを胸に抱くのだった。
更に今日、チムクエに付き合わせたリュウのなつき度も100を超え、より連れ回す機会が増えた事を、コーディーは知らない。
そして、今日の日課後、リュウは俺に言った。
(リュウ「お努めご苦労様でやす主。あっしのなつき度も100を超えやした、これで更なる強化も楽になるでやすな・・引き続き、よろしくお願いしやすよ?あ〜る〜じ」)
がんだい「・・くっ!俺はこのままアイツの言うがままになってしまうのか!」
先の見えない未来に不安を隠せない俺。
だが、そんな俺の想いを胸に、事態はとんでもない方向へと進んでいく事になる。
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え〜、今日もオンラインでは仲間モンスターのレベル上げに勤しんでおりました。
・・ぐらいしか話す事が無いので更に日誌が暴走した図。