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孤高の戦士

がんだい

[がんだい]

キャラID
: GK802-036
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: 戦士
レベル
: 131

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がんだいの冒険日誌

2021-07-04 00:45:33.0 テーマ:仲間モンスターじまん

密談6

アストルティアのとある場所。

ガサッ。

がんだい「(ビクッ!)・・誰だ?」 ザンギエフ「ぼ・・ボクなんだな」

がんだい「お前か・・」

コイツの名はザンギエフ、とある格闘ゲームの投げキャラの名前を冠した俺の仲間モンスターだ。

ザンギエフ「きょ・・今日は話があるんだな」

がんだい「ハァ・・お前もか・・」

最近は新しい仲間モンスターを多数引き入れたせいか、そいつらの突き上げと言うか強化の催促が激しい。

ザンギエフ「じ・・実はボク、気になる子がいるんだな」

がんだい「は?」

ザンギエフ「ま・・前にボクをキミの仲間に引き入れた、あの若い子なんだな」

・・?引き入れた?
コイツを仲間にしたのは俺だが・・!!!!!
まさか!

がんだい「(あの子って・・俺の人間状態の姿・・ってことか?)」

ザンギエフ「あ・・あの子の勧誘を受けたからこそ、ぼ・・ボクはキミの仲間になったんだな」

がんだい「おいおいおいおい・・」

確かにコイツを仲間にした時、人間の・・忍者ドレアの姿でスカウトしたのは覚えてる。

ザンギエフ「あ・・あの子はとても素敵なんだな」

がんだい「いや、しかし・・あ、アイツは人間だし・・男だし・・」

ザンギエフ「か・・関係ないんだな」

マズい・・コイツ本気だ・・
どうしよう、今更俺だと言うのもなんか怖いな。

ザンギエフ「あ・・会わせて欲しいんだな」

がんだい「ええと・・それはなかなか難しいというか・・」

ザンギエフ「ど・・どうすれば会わせて貰えるんだな」

やべえ、迂闊な事は言えねえぞ。

がんだい「あー、お前はまだ力も弱いし、今のままで会ってもあの子にはアピールできないんじゃないかな」

ザンギエフ「つ・・つまり強くなれば会わせてもらえるんだな」

がんだい「も、もちろんかなりのレベルアップが必要だぞ」

ザンギエフ「も・・問題ないんだな。さ・・さっそくボクをレベル上げに連れて行くんだな」

がんだい「他のモンスターとの兼ね合いもあるからいつも一緒という訳にはいかんが・・なるべく連れて行くようにする」

ザンギエフ「き・・きっとなんだな」

そう言うと、ヤツは嬉しそうにその場を後にした。

がんだい「これって問題を先送りにしただけか・・?てゆーかアイツ、会ってどうする気だ?」

果たして俺は、ヤツを強化した先に、どんな未来が待っているのか。
少し考えて、ブルッと身を震わせた。
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