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孤高の戦士

がんだい

[がんだい]

キャラID
: GK802-036
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: 戦士
レベル
: 131

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がんだいの冒険日誌

2021-09-21 20:13:27.0 2021-09-21 20:15:11.0テーマ:仲間モンスターじまん

密談18

アストルティアのとある場所。

コーディ「ワタシハ・・」

がんだい「ん?お前は・・」 がんだい「コーディ?どうしたんだ」

コーディ「マスター・・ワタシハ・・」

神妙にうつむくコーディ、すると突然。

コーディ「・・私は、目覚めた」

がんだい「えっ!?」

コーディ「マスター・・私を長い間鍛えてくれて礼を言う・・どうやら私は己の成長できる限界まで強くなれたようだ」

がんだい「ええと・・いきなりカタコトから流暢な話し方になってるんだけど・・」

コーディ「私は自らの限界に到達した。それと同時に私の中で何かが変わったらしい」

・・いったいどういう機能なんだろう・・

コーディ「マスター・・私と同じように、他の仲間たちも早く強くしてあげて欲しい。彼らは種族は違うが私と同じく忸怩たる思いをもってマスターの仲間となった・・いわば同胞だ。是非鍛えてあげてくれ」

がんだい「それはもちろん」

・・しかしまあ、確かにコイツは強くなったよな。
だんだん途中からコイツの成長具合が頼もしくて、ついつい気合い入れて鍛え上げたからなあ。
能力だけでなく、言語能力までアップグレードされるのは予想外だったけど・・

コーディ「しかし・・美しい・・」

がんだい「え?」

コーディ「アストルティアとはこんなにも美しい世界だったのか・・?いや、私は改めて気づいたのだろうな・・種としての高みに登った事により、これほど見えている世界が素晴らしく感じるとは」

がんだい「・・なんか妙な事になってない?」

コーディ「マスターも是非高みに登るべきだ」

がんだい「は?」

コーディ「マスターも、戦士以外にもあるだろう?様々な職業を鍛え上げる余地が。私が新しい自我に目覚めたように、マスターも改めて他の職業を鍛えれば、新しい何かが見つかるかもしれぬぞ?」

がんだい「いや・・そんな悟りを開いたブッダみたいな事を云われても・・」

コーディ「立ち止まるのは怠惰への堕落だ。うむ、いい機会だからマスターが他の職業を鍛える際には私が護衛しよう」

がんだい「いやいやいや!俺は戦士だけでいいって!」

コーディ「ハッハッハ。なあに、自らが更に強くなれば湧き上がる喜びもあるだろう。マスター、どうだ?今から魔界で鍛えてくるというのは?」

なんか、熱く語りだしたコーディに怯んだ俺は言葉を濁す。

がんだい「あ、後で・・他の仲間も鍛えないといけないから・・後でな!」

コーディ「む、そうか・・ならばそれらが終わったら、私はいつでも手伝うからな。もうすぐ新しい職業も増えるであろう、いい機会だと思って精進することだ」

がんだい「・・ひぃ・・」

ひょっとして・・他の連中も限界まで鍛えた時に、コイツのように変わってしまうのだろうか?

何だか楽しみのような・・恐ろしいような・・
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