がんだい「僕は今日、アストルティアに戻った。入院から戻った僕は肉体的に限界を超えた・・色んな可能性があるんだ!」
「そう考えれば退院した後のアストルティアも、楽しく遊べるんじゃない?」
がんだい「アストルティアは悪くはないかもしれない・・でも僕は自分に自信がない」
「リアルの弱さを君の分身である強戦士でごまかしている、君の心さ」
「リアルを鑑みる勇気、弱さを認める覚悟、これらを受け入れるだけで気の持ちようは変わるわ」
「リアルは人の数だけ存在する」
「だが、君のリアルは一つだ。矮小な世界観で作られ、自分を偽っている」
「ま、リアルで万事上手く行くヤツなんて、一握りなもんさ」
「だけどリアルは自分の自己満足でしか物事は見れないわ」
「給料日は気前よく」
「金の無い日は家でふて寝」
「そう過ごしていたら1日が終わってしまう」
「金が無くても楽しめる事があるのに」
「とらえ方一つで真逆の価値観になってしまう。調子のいい話だ。」
「プレイヤーのリアルなんて、その程度のものさ。だからこそオンラインで強い絆を感じていたいだけだ」
「お前はまだオンラインを完全に楽しめていないだけだ」
がんだい「でも、完璧じゃない戦士の僕なんて、みんなに受け入れてもらえるのだろうか」
「ムカツクゥ〜!アンタがそう思い込んでるだけじゃない」
がんだい「でも、僕は情けない自分が怖い」
「自分の弱さを知らなければ、他人に優しくできないわ」
がんだい「僕は・・弱くて、ええかっこしいで、せこくて、頑固で」
「自分が理解できれば、明るくなれるでしょ?」
がんだい「僕は弱いリアルの自分が嫌いだ」
がんだい「でも、アストルティアはもっと好きになれるかもしれない」
がんだい「僕はここに帰って来てもいいのかもしれない!」
がんだい「僕はアストルティアにいてもいいのかもしれない!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとね」「めでたいな!」「ガハハ!めでたい野郎だ!」「おめでとうございます」
がんだい「ありがとう」
退院にありがとう。
病院にさようなら。
全ての冒険者達(チルドレン)に・・ありがとう。
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[要約]
しばらく入院してましたが今日退院してきました。
またよろしくお願いします^^
・・の訳。