移動中の電車内でふと思いついたことをスマホにメモる。
「あぁこれ日誌で書きたい内容だわ」と。
それがタイトルにある「きっかけ」についてだった。
何かのきっかけになった出来事、その際に隣いた人を忘れないようにしたいなぁ、等とぼんやり。
「その時必要だからいた」みたいに、その後会えなくなったり、疎遠になる人もいる。けれど、その変化のきっかけをくれた人のことは、できるだけ覚えておきたい・・と思う。
振り返る2012年の発売日。
オフラインをクリアした後、わけもわからずランガーオに降り立ち、よくわからないまま外に出た。そんな頃に出会った人達のお話。
・ロスト
「『負けたくない』という気持ちが強くなりすぎて、イン時間がやばくなった」と言い消えていったフレ。
「ロストアタック」という特技を強烈に印象付けてくれたオガオ。
今も彼のことは時折思い出す。
無口だったが(チャットが苦手だったのかなw)、一緒にキーエンブレムボスを倒しに行ったり、フィールドでモンスター狩ったり、オンゲー初心者の自分に、色んな楽しみを知るきっかけをくれた奴。
キーエンブレムを彼が1つ多くもっていることがわかり、当時一緒に遊んでいたメンツで質問攻めにして「何色!?何色もってるの!?」と追及するみたいになった時の彼の言葉。
白いふきだしが出て少し時間が経過。でてきたのは、
「まてい」
チャット時間かかりすぎwww
ヌンチャクだったのかもしれないw
今もドラクエのこと思い出すことあるのかな。この変な名前を思い出すことがあったりするかな。
・れおじーにょ
村の外に出たばかりの初心者だった自分に、とても丁寧に、これはこうするんだ、ああするんだ、と教えてくれた人。
人生初のオンゲーだったし、ものすごい警戒して始めたクセにそっこーでハマった自分は、ランガーオ村近くで大量のモンスターをほふり、既に割とレベルが高かったれおじーにょさんのレベルを、1日か2日で突き放してしまった。
次に会った時に言われた言葉は「めっちゃレベルあがってる!!」だった。
その翌日、気付いたら彼(彼女?)はフレ欄から消えていた。
めっちゃ感謝してるのよ、まじで。
恐々プレイしていた自分に優しく声をかけてくれて、操作とかゲームの中断の仕方とか教えてくれて、「あぁ、オンゲーってこういうやり取りもあるし、優しい人もいるんだな」って思ったんだよね。
自分の今のプレイスタイルにも影響していると思う。
けれど、そういうきっかけをくれたれおじーにょさんはもういない。おそらく会えることもないだろう。
明後日の8月2日で9年経つこのゲーム。
一緒に何かやってても、忘れてしまってる人もめっちゃいるし、野良で組んだ人を全員覚えてるなんて不可能。
ただこうして時折記憶が蘇ってくる人たちのことは、大切に覚えておきたい。思い出すってことは、大事だと思ったナニカがあるんだろうと思う。
まだフレのまま残ってる人。
残念ながらフレを解除してしまった人。
気付けばいつのまにか消えてしまってた人。
その時、そのタイミングで隣にいた。
必要だったからそこにいたのかもしれない。別に無理やり意味を持たそうとしている訳じゃない。
その時、一緒にいたという事実は、たとえ忘れてしまったとしても、何物にも換え難いくらい価値のあることなのかもしれない・・とか、ふとね、ふと思ったのよ。
色んな交流があるけれど、できるだけ1つ1つ大事にしながら楽しんでいく所存でありまっす。
んではまた!