私は、メンテ後はまあ普通に遊べる範囲にはなってましたけど。皆さんはどうですか?
とりあえず壁抜けの話をするのに、まず3つ前提を理解してないと話が進まないので置いときます。
・壁抜け自体が不具合なわけではない。敵との相撲ができるドラクエ10の仕様上、やり方が悪ければ壁が抜けてしまうのもずっと仕様だった。
・壁の技術として、距離や軸だったり、相撲状態維持だったりのテクニックが元から存在していた。それと、敵が動くのと同時に自分も移動すると敵がすり抜ける挙動も存在していた。そして、その意識の有無で抜け方に明確な違いがあった。
・今年の5月ころくらいから?サーバー交換?によるメンテ後に、従来の壁抜けとは理由が違う壁抜けが多くなった。
色々なプレイヤー層がいるのがドラクエ10なので、壁抜けと言われても一概に同じことをイメージできるわけじゃありません。そこの根本的な共有が出来ていないと、建設的な話も出来ないので挙げさせて頂きました。
上記に挙げた前提条件を踏まえた上で壁抜けの話をしていくと、5月~6月くらいは説明が付かないような壁抜けを始め、謎挙動やラグに同期ズレが頻出していました。
はっきり言って、ゲームになっていなかったレベルです。別にドラクエ10自体に不具合があったわけじゃなく、ドラクエ10自体は普通に遊べていましたから。エンドバトルをやっていなかった層には、何もピンと来ないと思います。
別ゲーで例えるなら、格ゲーなのに当たり判定のない技があるとか。FPSなら、撃った方向とは違う方向に弾が飛んでいくとか。真面目にそういうレベルでした。
ドラクエ10のエンドは、一部例外の敵や戦法もありますが、基本的には壁を駆使して戦うゲームなんですね。
敵と後衛との間に壁役を置いて、後衛が敵のターゲットになった時には壁役との押し合い相撲が発生。そして、敵が後衛に攻撃をしようとするが壁役が邪魔で届かない時間を有効活用。その間に無防備な敵を殴り放題だったり、体制を整えたり。それで、戦況を有利にして戦ってるわけです。
この時間が一気に少なくなったわけなので、結果として攻撃できるタイミングが減って時間が足りなくなったり、安定性が損なわれて全滅したりが多くなりました。
で、流石にこれは無理でしょってなってたのがつい最近の話ということです。
それが直近のメンテナンスで、幾分マシになったのかな?っていうのが冒頭の件ですね。
少なくとも私が遊んでいた時間帯やサーバーでは、全体的な挙動の重さ 理不尽な壁抜け ラグや同期ズレ等は目に見えて減っています。
もちろん壁抜けが0になったわけじゃなかったですが、私の感覚では普通に遊べはするなって範疇ですね。TAとか3人とかしてる層にはNGなんでしょうけど。
そもそも壁や後衛の技術不足で、正当な理由で起こる従来の壁抜けは元から存在していたわけで。それがそこそこ起きてた中でもクリアはしてきてるので、まあこのくらいの頻度ならそれと似た感じと思えば妥協はできるかな。
ただ、それとはまた別の話で、明らかに5月のメンテ以前とは壁の抜けやすさが違いますね。
今ままでだったら、敵と相撲状態にしていなくても、目の前に立っているだけで勝手に敵が引っかかってくれて相撲が始まっていた。そういう状況で、壁が抜けるようになることが増えました。
今はきちんと相撲状態の維持をしておかないと、抜ける確率が上がっている感じです。
具体的に言えば、敵が動き出す前に敵と密着した上で押す。壁中に技を使う前に押す。これで相撲状態を維持していることになるので、抜ける頻度が全然違います。
仕様上は一回敵を押してから、押すのをやめても2~3秒くらいは相撲状態が維持されることになってるので。それを駆使して、敵が動く前に一瞬だけ押す、技を使う前に一瞬だけ押す。これを繰り返すことで、パラディンのように押しっぱなしにしていなくても、内部ではずっと押してる状態を維持している状況を作れるわけです。
今までは、ガルドドン魔戦パラだったり、レグパラだったり。主に壁の本職とも言えるような存在でしか、上記の技術は必要でありませんでした。
デルメゼやスコルパイドでも、ただ目の前に立ってるだけで壁が成立することがほとんどだったからです。
今はその辺りの意識が薄いとだいぶ抜けてしまうし、後衛の軸も前より相当意識して合わせないとすぐ抜けます。従来のやり方では通用しなくなったところが大きいですね。
この辺しっかりしてる前提なら、まあ普通にクリアは出来るので遊べましたが。必要スキルが増えすぎ&踊りなのにパラかよって感じで思うところはありますね。この先どうなるんでしょうね。