レポーター「皆さんこんばんは。今年も七夕の季節がやって来ました。ここ七夕の里にも沢山の人が訪れており、賑わいをみせております。」
レポーター「では、早速インタビューをしてみましょう。では、あのエルフさんにしますか。」
レポーター「こんばんは~。ちょっとお話宜しいですか?」
エデル『えっ?あ、はい。』
レポーター「お、短冊ですね?願い事は決まってるんですか?」
『いえ、沢山あって迷ってます・・・。』
レポーター「なるほど~。欲張りさんですね~。」
『す・・・すみません。』
レポーター「良ければ願い事を教えて下さい。」
『えっと、忠誠がいい加減理論になります様に。とか』
レポーター「なるほど~。コイン代もバカになりませんしね。他には?」
『魔王のネックレスにいい加減5がつきます様に。とか』
レポーター「ほうほう。ちなみに5は何個付いてますか?」
『0・・・。』
レポーター「それは悲しい。他には?」
『当たりの討伐が引けます様に。とか』
レポーター「なるほど~。そうですよね。でも原因は当たった事も無いくせに定型文に、抜けまちです(^-^)って登録してるからじゃないですか?」
『うっ!(ドキッ) 何故それを・・・?』
レポーター「どうなんですか?」
『強化お願いします。に戻します・・・。』
レポーター「まだ何かありますか?」
『ミッキーマウスの物真似が上手になります様に。とか』
レポーター「ドラクエ関係ないやん!」
『テヘ』
レポーター「とりあえず、やってみてください!」
『ええ?今ですか?』
レポーター「どうぞ!」
『み・・・ミッキーだよお!』
レポーター「・・・。」
『・・・。』
レポーター「・・上手になったらどうするんですか?」
『特技になるかなって思いまして。』
レポーター「では貴方はこれから先、履歴書の特技の欄にミッキーマウスの物真似って毎回書くんですね?」
『いや・・・、ヘタクソなままで良いです。』
レポーター「で、願い事は決まりましたか?」
『はい、もう決まっています!』
レポーター「それは何ですか?」
『これを読んだ皆さんが幸せになります様に
それ以上に僕が幸せになります様に!』
レポーター「・・・では、私は貴方が他の人よりも不幸になります様にって願い事を書きますね。」
『ひどっ!』