エデルの冒険日誌

「はい、今週も始まりました。第53792回大人になりきれない子供電話相談室の時間です。今週もゲストはエデル先生です。」



『宜しくお願いします。』



「先週の放送(前回の日誌)をまだご覧になっていない方はまずはそちらからご覧下さい。」



『5分程時間を無駄に出来るのでオススメです♪』



「はい、以上無駄な宣伝が終わった所で始めさせて頂きます。」



『宜しくお願いします。』




「では最初のメールを読み上げますね。」



『電話じゃねーのかよ！』



「えー、はじめまして。ラジオネーム小泉ピン子と言います。最近キラーパンサーを仲魔にしたのですが、全然岡本度が上がらなくてまいっちんぐです。どうしたら良いですか？」



『なるほど。』



「あの、岡本度って何ですか？」



『恐らくなつき度の事でしょうね。』



「うわ、つまんねー。」



『はっはっはっ。取り敢えず回答としては…』



「つまんねーよ！二度とメールしてくんな！後、口がくせーんだよ！…と。はい、返信完了。」


『ひどっ！』



「では次の質問のお電話が繋がっております。あ！こいつコレクトコールで掛けてきやがった！」




『コレクトコールって言うのは、通話料を相手持ちにして電話する事だよ♪』



「もしもし、こちら大人になりきれない子供電話相談室です。お名前とご質問と通話料の請求先をどうぞ。」



「はい、名前はドナルド・トランポリンです。勿論ラジオネームです。電話代は今モンハンの新作が欲しくてお金貯めないといけなくて…」



「はいはい、わかりました。電話代はいらないので質問をどうぞ。」



『…(素敵)』



「はい。質問なんですが、高校時代から私が片思いしている仲の良い女友達がいまして…。」



「うんうん」



「定期的に二人で遊びに行ってたんですけど、来週から仕事で遠くに転勤になってしまって…」



「あらら。」



「で…、離れる前にちゃんと告白した方がいいかどうかわからなくて…。でも…勇気が出なくて…。」



『あまーーーーーーーーい！』



「うわ、びっくりした！？いきなりなんですか！」



『いやー、こんな甘酸っぱい相談が来るとはびっくりですよ！』



「まあ、確かにそうですよねー。」



『思い出すなー。初恋の事を…。』



「おや、エデル先生の初恋の相手って誰なんですか？」



「あ、あの…」



『えー、恥ずかしいなー！(笑)』



「良いじゃないですか！教えて下さいよー(笑)」



「あ、あの…質問に…」



『しょうがないなー！私の初恋の相手は春麗です。』


「へ？」




「もしもし…。あの…。」



『春麗です！』



「ストリートファイター2のキャラの？」



ガチャン



『そうです。その春麗です。』



「wwwwwww。」




『ちょっ！何で笑うんですか？当時の僕には刺激が強すぎたんですよ！』



「まあ、確かに刺激的な格好でしたからねー(笑)」



『じゃあ次は司会者さんの初恋の人も教えて下さいよ～。』



「えー！私も言うんですか？」



『当たり前じゃないですか！私もいったんですよ！』


「わかりました…。私の初恋はブルマです。」




『ブルマ？ドラゴンボールの？』




「結局サイヤ人の王子に取られちゃいましたけどね…。」




『wwwwwww。』




「あー、笑った！だから言いたくなかったのに…。」


『まあまあ！お互い素敵な青春を過ごしましたね♪』



「そうですね。で、トランポリンさん！」




プープープー




「切れてる…。」




『恋ばなで盛り上がり過ぎましたね…。』




「…。」



『…。』



「以上で今週の大人になりきれない子供電話相談室はおしまいです♪」




『来週に…続けよ！』