『皆さんこんにちはー!』
「こんにちはー!」
『私ですね、先日フレンドさんが主催しているガールズbar的なプレイヤーイベントに参加してきたんですよ。』
「おー!じゃあ、今日はその話をしてくれるんですか?」
『いえ、プールに行った時に海水パンツが脱げて、息子さんが露になったおじいさんの話をしようかと。』
「いらねーよ!プレイベの話をしろよ!」
『残念…。』
「てか、ガールズbarとかリアルでも行った事無いような所に良く行きましたね!」
『良いですか?世の中には二種類の男がいるんですよ!』
「そうなんですか?」
『俺か俺以外か、です!』
「どっかのホストみたいな事言いますね!」
『だから、俺が行かなくて誰が行くんですか!』
「じゃあ、会場には男は一人もいなかったんですか?」
『いっぱい居ました…。』
「…。」
『取り敢えずイベントの会場に入ったんですよ。そしたら…。』
「うんうん」
『めっちゃ人が沢山居たんですよ!』
「おー!」
『だからてっきり討伐売っているのかと思って、最後尾を探しちゃいましたからね。』
「売ってねーよ!」
『それで入り口で立っていたら、女性の
スタッフ~っ!
らしき人が来たんですよ。』
「(笑)」
『そこで
スタッフ~っ!
に、席を案内されたんで、椅子に座ったんですよ。』
「うん」
『そしたら、すぐに別の女性
スタッフ~っ!
が来てくれました。』
「あの~、いちいち狩野英孝の物真似すんの止めて貰えませんか?」
『はい…。』
「で、続きは?」
『その時のスタッフがウェディの女性だったんですけど、私の隣に座った直後に、座り方ごめんねwって謝って来たんですよ。』
「何でですか?」
『ウェディの座り方が、ちょっとワイルドで接客向きではないと思ってたんでしょうね。』
「なるほど。律儀な方ですね。」
『そーなんですよ!私の回りの女性はすぐに怒ったり、ハリセンでぶっ叩いたり、顔面に線香花火を落としてくる様な人達ばかりですからね…。こう言う女性も居るんだとカルチャーショックでした。』
「この日誌を見られて、また怒られますね…。」
『…今のはカットで!』
「もう遅いです。」
『…。』
「諦めて下さい。」
『日誌の公開制限を男性フレ限定に出来ませんか…?』
「出来ません!」
『もう終わりにして良いでしょうか…。』
「駄目です。とゆーか、女性とお洒落な会話とか出来るんですか?」
『何を言っているんですか!私に掛かれば、女性を口説き落とすなど小学生に鼻くそを食べさせるより簡単ですよ!』
「例えば…?」
『俺:へい、お菓子のチョコボールに付いてる銀のエンゼルと金のエンゼルは知ってるかい?
女:知ってるわ。
俺:あれな、キャラメル味が一番エンゼルが出やすいんだぜ!
女:そーなの?どーして?
俺:キャラメル味が一番売上が悪いのと、ピーナッツ味やイチゴ味と比べてちょっと高いからさ!
女:知らなかったー!まじかっこいー!
俺:でもよ!ガチでおもちゃの缶詰めが欲しけりゃさ…
女:うん。
俺:メルカリなら2000円で買えるから手っ取り早いぜ!
女:そーなの?安ーい!
俺:そして、お前の心は俺と言う缶詰めにしまっちゃうぜ!
女:キャー!かっこいー!抱いてー!
…みたいな?何てね♪フフン♪』
「実際には…?」
『女:隣のモーモン可愛いですね♪
俺:え…、あ、ありがとうございます…。
女:こう言う所は初めてですか?
俺:は、はい…。
女:楽しんで下さいね^^
俺:あ、ありがとうございます…。
みたいな感じでした…。』
「楽しかった…?」
『はい…。』
「主催者さんには挨拶したの?」
『輪に入れなくて出来ませんでした…。』
「このヘタレが!」
『最後に集合写真撮りました。』
「何処に写ってるんですか?」
『端っこの方にこっそり…。』
「このヘタレが!」