エデル『私、そろそろSNSデビューをしようと思うんですよ。』
友人「おー。それは良いですね。取り敢えずツイッターでも始めときますか?」
『いや、ツイッターじゃないです。』
「じゃあインスタですか?」
『前略プロフィールです。』
「古っ!」
『でね、名前を
+++エデル+++
って感じで十字架の絵文字をいっぱい付けます。』
「懐かしいな~。」
『似ている芸能人は小室圭って書きます。』
「その人は芸能人ではないですけどね。」
『好きな映画はアンドロメディアです。』
「懐かしいな~。確かSPEEDが主役でしたね。」
『そうです。しまぶ~です。』
「その言い方だと漫画家を思い浮かべちゃいますね。」
『あと、とにかく主張したい事には』
「あったな、そんなの。」
『汗と涙の結晶の相場が1個3500Gくらいになれって言うのと』
「うん、多分無理ですね。」
『以前友人とそのお子さんとファミレスに行った時に、お店の入り口にある店員呼び出しボタンを指差して、このボタンを押すと店員さんが来るんだよ。3回押すと店員さんが3人来るよって言ったら、その子がボタンを5回くらい押しちゃって、友人と店員さんに怒られた記憶を消し去りたい!
かな~。』
「自業自得ですね。」
『そんな感じです。』
「というか前略プロフィールなんて今の若い人は絶対知りませんよ。」
『大丈夫ですよ。』
「どうしてですか?」
『これを読んでる人は、ほぼおっさんとおばさんだからです。』
「そういう事は言っちゃ駄目です…。」
『事実ですから!(キッパリ)』
「そういえば前略プロフィールって、性別をパコる方とかパコられる方とか書いてる人もいましたね。そんな事書いて恥ずかしくないんでしょうか?」
『何言ってるんですか!恥ずかしいとか考えてたら前略プロフィールなんて出来ませんよ!恥ずかしいと思ってしまうその心を恥ずべきなんです。』
「じゃあ、エデルさんも痛い厨二みたいな長文を前略プロフィールに書いてくださいよ。」
『嫌ですよ!』
「何でですか?」
『恥ずかしいじゃないですか…。』